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「祝!ノーベル生理学・医学賞」 坂口志文さん(長浜市出身)の受賞を称えるパネルを設置

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本館玄関庇に設置された坂口先生の偉業をたたえるパネル

滋賀県長浜市出身の坂口志文先生が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されたことをお祝いするパネルが、県庁本館玄関庇に設置された。

設置されたパネルには、坂口先生の顔写真とともに『挑戦が生んだ希望、坂口先生ありがとう!』のメッセージが記されている。

パネルの大きさは縦1.2メートル、横10.6メートル。12月26日まで設置される。

また、大津合同庁舎のJR側壁面と琵琶湖側壁面の両側にもパネルと同じ内容の横断幕(縦2.1メートル、横28.0メートル)が設置される。

JR側:11月10日~11月24日(予定)

琵琶湖側:11月24日~12月26日(予定)

県は、坂口先生に県民栄誉賞を贈る方針を明らかにしている。

坂口志文氏の2025年ノーベル生理学・医学賞受賞に対する滋賀県知事コメント(令和7年(2025年)10月6日)

坂口志文先生のノーベル生理学・医学賞の御受賞、誠におめでとうございます。2015年、医学に関する最も著名な賞の一つであるガードナー国際賞の受賞を経て、このたび最も栄えある賞をお受けになることに、県民とともに心からお喜び申し上げます。

このたびの御受賞は、ひとえに坂口先生の30年以上にわたる免疫とT細胞に関する研究者としての熱意とたゆまぬ努力の積み重ねが実を結んだものと深い感銘を覚えております。

本県出身者としての初の快挙となる今回の御受賞は、滋賀県にとっても大きな誉れであり、多くの県民をはじめ免疫に関する病気やがんなどと闘う全ての方々に夢と希望を与えるものです。

琵琶湖や伊吹山の雄大な自然と悠久の歴史文化に恵まれた長浜で子ども時代を過ごし、学究心を育んでこられた坂口先生の存在は、同じ湖国で学ぶ子どもたちにとって大きな励みになることと思います。ぜひ今後、坂口先生の御経験を滋賀の子どもたちにお伝えいただきたいと存じます。

「健康しが」を推進する滋賀県として、坂口先生の偉大な研究成果が今後の医学の進歩や世界中の人々の健康に貢献することを期待しています。

令和7年(2025年)10月6日滋賀県知事 三日月 大造

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