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SNSで魅力発信へ!農業者向け「情報発信スキルアップ研修」が開催

豊かな生きものを育む水田」に取り組む農業者に向けた、スマホひとつで簡単な動画編集・SNS発信について学べる「情報発信スキルアップ研修」 が21日、JAレーク滋賀中主営農経済センターで開催された。

講師はサークルワークス株式会社の松井敬樹 代表取締役。松井氏は、約20年間勤めたタワーレコードを退社後、2010年に地元の大津市に戻り、小売・マネジメント経験を活かした「中小企業の課題解決型」の映像制作会社サークルワークスを立ち上げた。コロナ禍を機に、オンライン動画講座を開くように。

本研修は、県内の「魚のゆりかご水田プロジェクト」をはじめとする「豊かな生きものを育む水田」の魅力や、自慢の米や野菜を消費者にPRしたい農業者が対象。「SNSのアカウントは一応持っているけれど、たまの気まぐれでしか更新していない」という方から、「情報発信は全くやったことがない」というベテラン農家の方まで、さまざまな状況の中で情報発信力を高めたい農業関係者らが集った。

情報発信に動画を活用することについて松井氏は、「ただ写真をアップするところから、ノー編集の動画に置き変えるだけでも、伝わる情報量や臨場感が何倍にも増える。まずは編集なしでもよいので、農家の皆さんが普段見ている風景を動画であげることからでも始められる」と力説。実際の例を紹介しながら、編集なしでも「プロっぽい」映える動画の撮り方も伝授した。

研修の中では、受講者全員で近くの野菜直売所や田んぼに出かけ、各々が実際に動画を撮影。素材を撮り終わると、スマホアプリを使ってキャプションやBGMの付け方、各シーンのスムーズな繋げ方などをその場で実践。最後には互いの作品を鑑賞し、受講者らは効果的な情報発信に向けた一歩を踏み出した。

動画サムネイル

広報課員も参加し、研修の中で動画を撮影・編集してみました!

こちらからぜひご覧ください。


なお、「豊かな生きものを育む水田」の関係では、10月25日(水)〜28日(火)にかけて近鉄百貨店草津店「世界農業遺産認定フェア」が開催中。「琵琶湖システム」ブースにて、「魚のゆりかご水田米」や、その関連商品(お酒やバームクーヘン)のほか、希少な「棚田米」の新米販売も行われている。

担当:滋賀県 農政水産部 農村振興課 地域資源活用推進室(TEL:077-528-3942)

お問い合わせ
知事公室 広報課
電話番号:077-528-3040
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