滋賀で生まれた赤ちゃんに贈り物を届ける「滋賀で誕生ありがとう事業」の贈答品に使ってもらおうと、森永乳業株式会社(東京都港区)の関係者らが滋賀県庁公館を訪ね、岸本織江副知事に協賛する「わたしの育児日記」の寄附目録を贈った。
「滋賀で誕生ありがとう事業」では、滋賀で生まれた子どもやその御家族へ「おめでとう、ありがとう」の思いをこめて、社会全体で出産・子育てを応援しているというメッセージとともに、県産品や企業からの協賛品(現時点で32社)を「ありがとうの贈り物」としてお届けしている。
今回、県に寄付された「わたしの育児日記」は、赤ちゃんの毎日の様子を書き込め、2週間分の生活がひとめで分かる育児日記。シンプルで使いやすく、生活リズムを簡単に記録できるという。
寄附の贈呈式に出席した同社の西日本統括部の石川亮部長は、「新しい命が生まれてくることはとても素晴らしいこと。会社としても施策の一番の柱。全国各地で赤ちゃんとの接点を厚くしていくことをこれからも続けていきたいと考えているので、今回、滋賀県と一緒に子育ての関する取組ができたことを大変嬉しく思っている」と挨拶し、これを受けて岸本副知事は、「子どもを産んで、社会から応援されていると実感することがお母さん方の負担を和らげ、育児生活がスタートできると思う」と謝意を伝えた。