県内最大の書展である「滋賀県書展」が15日(月祝)閉幕した。期間中は多くの方で終日にぎわった。
会場には入室して右側に滋賀県書道協会の会員の作品が、左手には審査会員の作品が展示され、全体で40点余りが並んでいた。
会員の部の「会員奨励賞」は野瀬晴風さんの作品『海の鼓動』が受賞。
審査評では「筆の抑揚、遅速に富み、変化に溢れている。行を右に流して余白を大きく明るく表現できた」と紹介されていた。
また、会員奨励賞を受賞した作家らが作品を並べた中に、三日月知事が賛助出品した作品もあった。命題は「河山帯礪(かざんたいれい)」
書道協会では、11月に中国湖南省を訪問し、湖南省書法家協会と合同書展を開催する。知事の作品も同展でも展示される予定という。
第45回目の開催となった今回の書展は、6日(土)からイオンモール草津2階のイオンホールで開催されていた。
新たな試みのとして、6日、7日には「書道フェス」が行われ、親子で楽しむ書のワークショップや県内高校書道部による書道パフォーマンスが行われていた。