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ろう者のオリンピック『東京2025デフリンピック』をPRするキャラバンカーが来県!森本・髙橋両選手が活躍を誓う

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五輪マークをつくる三日月知事(左)と高橋選手(中央)と森本選手

 今年11月に日本で初開催される、聴覚に障害がある人たちのスポーツの祭典『東京2025デフリンピック』をPRするキャラバンカーが10日、滋賀県庁にやってきた。

 デフリンピックは、デフ(耳が聞こえない)+オリンピックの造語。「きこえない・きこえにくい人」のための世界規模の総合スポーツ競技大会。

 11月15日から26日までの12日間、東京などで陸上やサッカー、オリエンテーリングなど21の競技が開催される。

 滋賀県庁本館正面玄関前で行われた歓迎式には、陸上競技ハンマー投げ日本代表の森本真敏選手とサッカー女子日本代表の髙橋遥佳選手が出席した。

 森本選手は竜王町出身。高校1年からハンマー投げを始め、インターハイ、インカレ、国体、日本選手権に出場。世界デフ陸上競技選手権やデフリンピックにも出場し、日本人初の金メダルを獲得している。あいさつでは、「金を必ず取ってくる」と話した。

 甲賀市の三陽建設株式会社に所属する髙橋選手は、ママアスリートとして挑む3回目のデフリンピックとなる。「3回目の挑戦、3度目の正直でメダルを取りたい」と話した。

 大会への理解を深めPRにつなげようと、2台のキャラバンカーが日本全国を北と南から全国各地を巡回していて、県内には10日から15日まで滞在する。

 三日月知事はじめ集まった応援者全員で、デフリンピックに多くの応援が集まるよう、「応援の輪を拡げていこう」と手話でメッセージを表現した。

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