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「第109回二科展」絵画部門の内閣総理大臣賞に大津市在住の北村美佳さん

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9月3日授賞式(国立新美術館)で挨拶する北村さん
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北村さんの作品、古い木製建具をキャンバスに見立てて描いている

 公益社団法人二科会が主催する大規模公募展『二科展』の今年度(2025年度)の受賞者への表彰式が、国立新美術館(港区六本木)で行われ、絵画部の大賞である「内閣総理大臣賞」を受賞した滋賀県大津市在住の画家・北村美佳さんらが出席した。

 北村さんの作品は、自宅の食卓を題材に描いたもの。大津市伊香立の自宅には昔の建具に使われた木材がたくあんあり、その愛着ある木材を作品作りに活用したという。

 受賞作品などを展示する巡回展が、国立新美術館で3日から始まった。15日まで。9日は休館。時間は10時~18時。入場は17時30分まで。最終日は14時終了、入場は13時まで。

二科展
二科展巡回展の様子

 平成18年(2006年)5月から平成19年(2007年)4月までの滋賀県の広報誌の表紙は、北村さんの描く滋賀の風景画が描かれていた。最終回となる4月号では、紙面内のインタビュー記事「FACE+1」に登場いただいている。

記事では「結婚を機に大津市伊香立の築100年を超える民家で暮らし始めたこと。幼いころから大好きだった山や川を見ながら暮らせることに幸せを感じていること。滋賀県には描きたと思う風景がたくさんある」などとお答えいただいていた。

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北村さんが表紙を描いていた当時の県広報誌、当時は毎月発行。8月は休刊。
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