2025年に滋賀で開催する「わたSHIGA輝く障スポ(第24回全国障碍者スポーツ大会)への特別協賛を決定していた大同生命株式会社の北原睦朗代表取締役社長らは4日、滋賀県庁に三日月知事を訪ね、先に決定してしていた特別協賛金(1億円)の目録を手渡した。
北原社長とともに、県庁を訪れたのは、執行役員の大枝恭子氏、京都支社長の山口貴志氏、コーポレートコミュニケーション部長の吉田真氏、同部スポーツ・地域振興推進室長の中田貴士の5名。
次に、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ実行委員会でもある三日月知事から北原社長に感謝状が贈られた。
北原社長は「世界有数の湖・びわ湖を有し、豊かな自然と歴史文化が息づく滋賀において、大会が大いに盛り上がることを確信している」と述べた。
三日月知事は、「びわ湖を真ん中に、持続可能な共生社会をつくろうとしている。この大会を一つのきっかけ、レガシーにしていけるように、準備を加速しているところ。一緒になって盛り上げていければ」と応じた。
大同生命保険株式会社は、創業90周年を迎えた1992年から30年以上にわたり、障がい者スポーツの普及・推進支援を行っている。
同社の創業者の一人である広岡浅子氏は、女性が社会で活躍するのが難しかった明治・大正時代における女性実業家のさきがけとして、幾多の困難を乗り越えた。
広岡浅子の座右の銘、「九転十起(きゅうてんじゅっき)」は、「七転び八起き」を超える、どんな困難にあっても決して諦めることのない精神を表した言葉。
パラスポーツに取り組む障がいのある方々は、普段の生活でも様々な困難を乗り越え、そして、スポーツにも挑戦する不屈の挑戦者であり、「九転十起」の精神で日々チャレンジするパラアスリートを、同社では全社をあげて応援するとしている。