県職員の子どもが、職場のお父さん、お母さんの職場を訪問し、実際に親が働くところを見て学ぶ「県庁子ども参観日」が4日、5日の2日間、滋賀県庁で行われた。
2日間、小学生を対象に50名程度の申し込みを受け付けていたもので、広報課には、広報戦略係の安藤恵多副主幹の長男恵然(えなり)くん(小学一年生、7歳)が5日、お父さんと一緒に登庁した。
新旭駅前で捕まえたというカブトムシとともに8時頃やってきた恵然くんは、報道戦略係長の清水潤参事に元気に挨拶。清水参事から、「同じ新旭南小学校出身だ」と明かされ、驚いた表情を見せた。
8時30分に係の朝礼に参加、10時30分から予定されている知事の定例会見の準備などのお手伝いをした。
職場見学の印象を問われた恵然くんは、「県庁は大きかった。コピーはおじいちゃんのところでもしたことがあったので簡単だった。お父さんが働いているところが見られてよかった」と話した。
子どもたちは、各所属で10時前まで仕事を見学したりお手伝いをしたあと、集合して、議場や危機管理センターなどを見学する。その後、11時には、職員(保護者)と退庁する。
職員には11時以降は休暇を取得することとしており、夏休みの親子の触れ合い・対話を深めるきっかけづくりにもつなげたい考えだ。