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墺・ブルゲンラント州との縁が結実!西之湖そばにサイクリングロード誕生

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 滋賀県は、オーストリアで最大の湖「ノイジードラー湖」を有するブルゲンラント州と「交流と協定に関する覚書」を令和5年度(2023年度)に締結している。

 同州との交流の一環で、近江八幡市・西之湖周辺のサイクルロードを「ブルゲンラント・ロード」と命名することとなり、県立安土城考古博物館で25日、記念看板の除幕式が行われた。

 ブルゲンラント・ロードは西之湖周辺の県道・市道をつなぐ全長18kmの道路。

 ノイジードラー湖がヨシの群生地であり、水鳥の生息地でもあるほか、ドイツ語で「ブルゲンラントが「城の多い州」を意味することなどから、西之湖や安土城周辺のルートが選定された。

 ルート上の安土城考古博物館と西之湖園地に記念看板が設置され、今後、案内看板の設置や舗装の修繕が適宜進められていくという。

 式では、滋賀県の岡田暁人商工観光労働部長と伊吹信人土木交通部長、近江八幡市の小林良孝都市整備部長、在京オーストリア大使館観光部の大西悠さん、ヨーゼフハイドン私立音楽大学のゲルハルト・クランマー学長、滋賀県文化材保護協会の江島宏治理事長の6人が紐を引いた。

 令和3年度(2021年)に琵琶湖とオーストリアの形が瓜二つとのSNSでの発信を行った大西さんは、「あのツイートをきっかけに、ここまで進めてきた滋賀県の取り組みは素晴らしい」と称え、当時はオーストリアを担当する副知事であった江島理事長は、大西さんらの訪庁を振り返りつつ、「これを契機に、さらに交流を深めていってもらいたい」と目を細めた。

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