“社会を明るくする運動”は、犯罪や非行のない社会を作るため、罪を犯した人たちの立ち直りに協力してもらえるよう、地域住民に働きかけていく取組で、7月を強調月間としています。
昭和26年から始まったこの運動は、今年で第75回目を迎え、法務省を中心とした行政機関、保護司や更生保護女性会、多くの民間ボランティアの方が運動に関わっています。
再犯防止推進法において7月が「再犯防止啓発月間」とされていることから、滋賀県庁本館正面玄関前で1日、大津保護観察所の職員や大津保護区の保護司、大津地区更生保護女性会員らが集まり、第75回“社会を明るくする運動”の推進に当たっての内閣総理大臣メッセージ伝達式が行われました。
最初に、西﨑勝則大津保護観察所長から三日月大造滋賀県知事へ協力依頼のメッセージが伝達され、メッセージを受け取った三日月知事は、「一緒に頑張りましょう」と応えた。その後、滋賀県保護司会連合会の朽木德壽会長が「より多くの皆さまに立ち直り支援の活動を知っていただき、協力の輪が広がっていくよう取り組んでいきたい」と締めくくりました。