滋賀県長浜市の写真家辻田新也さんが、「びわ湖の日」である7月1日に能美社(所在地:長浜市)から1st写真集『UNKNOWN LAKE 琵琶湖』を発売する。
辻田さんは長浜生まれ。現在も家族とともに長浜で暮らす。小さいころから、琵琶湖の対岸に沈む夕日から勇気や希望をもらってきたという。
2021年には第一子(長男)が生まれ、“琵琶湖の夕日のように周りの人をやさしく照らし、希望を与える人になってほしい”という想いから「羽夕希」くんという名前を贈った。
琵琶湖で家族で夕日を眺めているときに、“息子の名前にも込めたこの景色を、生涯をかけて撮り続けたい”と想いを強くしたという。
以降、毎日のように琵琶湖まで足を運び、撮影することがライフワークとなり、琵琶湖写真家を名乗っている。
昨年8月にSNSにアップした写真は特に話題を呼んだ。
琵琶湖の上の雲があたかも龍が口を開いているように見えると評判を呼んだその写真「長浜市大浜町(2023)」は、SNSでは195万PVを獲得した。
写真集の表紙にも使われ、他の作品とあわせてカラー写真94点が収まる。
写真集情報
タイトル:UNKNOWN LAKE 琵琶湖
A4版変形、並製本、136頁フルカラー
定価:3,300円+税
発 売 日:2025年7月1日(びわ湖の日)
出 版 元:能美社(長浜市木之本町代表・堀江昌史)
取扱書店:県内は平和堂内書店、サンミュージック全店、ジュンク堂書店草津店、TUTAYABOOKSTORE近鉄草津店など、各書店で展開。その他、全国書店、ネット書店で取り扱い有り。
創刊を記念し、28日から長浜市内の2会場で写真展が同時開催される。7月13日まで。
1.「UNKNOWN LAKE 琵琶湖」
えきまちテラス長浜2Fアトリウム
9:00~23:00、入場無料
2.「長浜からみた琵琶湖写真展」
さざなみタウン 展示スペース
9:00~21:00、入場無料
※初日は13時オープン、最終日は15時クローズ。火曜日休館。
また、創刊記念のトークイベント&マルシェも開催する。
日時:7月6日(日)
場所:えきまちテラス長浜
トークイベント
10:00〜10:45
1.オープニングトーク「いつもの場所で出会う、未知の世界」
辻田新也(琵琶湖写真家)、堀江昌史(能美舍)など
14:00~15:00
2.企画トーク「湖畔で綴る、100年後に読む琵琶湖日記」
辻田新也(琵琶湖写真家)、駒井健也(フィッシャーアーキテクト)堀江昌史(能美舎)など
マルシェ
琵琶湖畔の生活のようすを市民が交換で綴る日記「100年後に読む琵琶湖日記」のメンバーが出店。
琵琶湖の漁師によるビワマスおにぎり、地元中学生によるブラックバスバーガー、食文化継承グループによる湖北の郷土料理などの出店。