滋賀の食やものづくりなどの文化を紹介する「滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Lake Biwa~」が3日目を迎えた。
▽比叡山・びわ湖DMO、 ▽ OfficeCOMA、 ▽健康しが和葉歯グループ、 ▽秀明自然農法ネットワーク、 ▽ MIHOMUSEUM、 ▽滋賀県庁の国際課、 ▽商工政策課、 ▽都市計画課の8団体が出展した。
3日目は、比叡山・びわ湖DMOが提供した写経体験や、和葉歯グループの健康測定のブースに順番を待つ行列が発生。
また、会場入口前に置かれている信楽たぬきの置物と一緒に写真を撮る方などでにぎわった。
万博会場内の関西パビリオンの多目的エリアで行われている「滋賀魅力体験ウィーク」は29日まで。
午前10時~午後7時。関西パビリオンの予約がなくても入場可能、出入自由。無料。
一般社団法人 比叡山・びわ湖DMOは、滋賀県内唯一の世界遺産である「比叡山延暦寺」の歴史や文化を伝え魅力をPRするブースを設置。
比叡山延暦寺を紹介する動画を流しながら文化体験「写経体験」を提供し、外国人を中心に人気を集めた。
OfficeCOMAさんのブースでは、法衣製造という伝統技術について知っていただけるよう、伝統技術や琵琶湖にやさしい生地を使用した洋服を紹介し、石山寺にも収めた商品なども販売した。
健康しが和葉歯グループは、健康計測機器を用いて「体組成、自律神経、呼気圧、SPO2(酸素濃度)」を計測し、自分自身の健康状態を知ってもらい健康の大切さを知ってもらおうと「人の健康」コーナーを設置。
昨日から2日連続でブースを出展した秀明自然農法ネットワークでは、築200年の古民家が建つ「しがらきの里」での古民家・里山の暮らしを紹介。お茶の試飲や俵もち体験を提供した。
滋賀県庁からは、国際課、商工政策課、都市計画課の3課が出展。国際課では滋賀県の国際交流を紹介しながらクイズによるコミュケーションを行い、商工政策課では、万博に向けて開設した海外向けECサイト「滋賀のこだわりセレクション」の商品などを紹介し、都市計画課では「THEシガパーク」のキャラクターへのネーミング案への投票を呼びかけていた。
MIHOMUSEUMは「センスな扇子づくり」体験を提供。美術館所蔵の作品から好きなものを一つ選び、滋賀県高島市で生産された無地の高島扇子に墨を使って筆描きするイベントも多くの体験者でにぎわった。