先月5月に開催されたパラ卓球ワールドエリートラシェコ(スロベニア)などで優勝し、世界ランキングが1位となった山口美也選手(滋賀県野洲市在住)が18日、県庁に岸本織江副知事を訪れ、ランキング1位になったことなどを報告しました。
山口選手のマネジメントを担当する稲垣まりさん(東京アスリートライオンズクラブ所属)と一緒に副知事室を訪れた山口選手は、先月のスロベニアの国際大会の優勝を決めた最終セットの映像を見せ、プレーを紹介した。
岸本副知事は「世界ランキング1位はすごい快挙だと思い、大変喜んでいる」と称え、山口選手は「世界ランキング1位になったことは自分でもびっくりしていてうれしいです」と応じた。
山口美也選手は2002年生まれの23歳、
髪に付けてきたヘアアクセサリーは、びわ湖パールを使った自作の物との紹介もあった。
今秋に開催される「わたSHIGA輝く障スポ」がパラ卓球フランスオープンと日程が重なっていたが、山口選手の強い希望によりフランスオープンを辞退し、障スポへ出場することになったという。
これを受け、岸本副知事は「障スポに出場いただけるのは心強い。障スポに向けて一緒に盛り上げていければ」と話すと、山口選手は、「障スポでも金メダルをとれるよう頑張ります」と話しました。
国スポ・障スポ大会事務局によると、9月には大会機運醸成のため、信楽高原鐡道にラッピング車両が登場しするそうです。