滋賀で活動する女性クリエイターたちをつなげて互いに成長していこうと活動している『滋賀女子カクメイ』の代表の森菜実子さんらが4日、県庁に岸本副知事を訪ねた。
森さんは、彦根市内にあるピンクをキーワードにしたオリジナルアクセサリーの製作・販売のお店『Mu-Mu』のデザイナーでクリエーター。森さんと一緒に来庁した伊藤裕介さんは、森さんの夫であり、滋賀女子カクメイのプロデューサーを務めている。
2人が、県内のアクセサリー作家、ファッションデザイナー、雑貨クリエイターなど幅広い分野で活躍する女性クリエイターを支援しようとして昨年秋に立ち上げたのが『滋賀女子カクメイ』。
女子カクメイには固定メンバーが存在するものではなく、考え方に共感したメンバーがその時々につながって情報交換会や勉強会に参加し、POPUPへの出展等を行っているという。
この日の訪問では、今年4月に大阪の阪急百貨店うめだ本店で、女子カクメイとして初めて出展した合同展示販売会が大変盛況だったことについても報告を行った。
森さんは「どうやったら滋賀で女性としてクリエイションできるのか、そのための情報を共有したり、学びの場を整えていきたい」と話し、伊藤さんは「どういう方向に成長されるかは、それぞれのクリエーターさんにお任せするが、そのお手伝いができれば」と夢を語った。
滋賀女子カクメイの6月の勉強会は、28日にファブリカ村(東近江市)で開かれる。
また8月24日には、北ビワコホテルグラツィエ(長浜市)で県内初となるPOPUPを開く。