滋賀県の三日月知事は3日に行われた定例会見で、今秋開催する『わたSHIGA輝く国スポ・障スポ』で滋賀を訪れる選手や関係者、観客を歓迎する「おもてなしデザイン」の第2弾が完成したと発表した。
「おもてなしデザイン」は、国スポ・障スポ大会局が、障害者福祉施設やまなみ工房(滋賀県甲賀市)に依頼して制作したもの。
鳥山シュウさんの作品「滋賀県にあつまる」は、北海道のクラーク博士像から、沖縄のハイビスカスまで100個の全国の特産品等で琵琶湖の形が表現されている。原画サイズは縦77cm×横54.5cm。
鳥山さんは「それぞれの都道府県にちなんだ食べ物や場所、歴史上の人物等が琵琶湖の中にいっぱい詰まっています。絵を見られた方が自分の出身地は何が描かれているか、探しながら楽しんでいただけると嬉しいです」とコメントを寄せた。
もう一つ、NANAさんの作品は「日本全国の鳥たち」。各都道府県の県鳥が絵の中に散りばめられている。もちろん、滋賀県の鳥「カイツブリ」も。原画サイズは縦54.5cm×横77cm。
NANAさんは「鳥は自由や変化の象徴とされており、新しいチャンスの訪れや、心の平和や喜び、チームワークの重要性など、私たちに多くのメッセージを伝えてくれます。みんなが幸せになるために一生懸命描きました」とコメントした。
大会局では、今月上旬に発送する関係者への招待状の封筒に印刷するほか、式典当日に会場で配布する資料袋への印刷、会場内に設置するフォトスポットでの設置など、様々に活用する予定だという。
おもてなしデザインに関すること
国スポ・障スポ大会局総務企画室・企画係
077-528-3333