コロナ以降運休していた関西国際空港と中国・湖南省の省都・長沙市の長沙国際空港を結ぶ直行便が6月1日から再開された。
これにより、滋賀県が友好姉妹県省交流を結んでいる湖南省との間の交流促進も加速することが期待されている。
直行便再開を前に、先月5月29日には、(公社)びわこビジターズビューローが県内の観光関連事業者6社とともに訪中し、現地の滋賀県誘客経済促進センターとともに、現地の有力旅行代理店を対象とした大規模な観光プロモーション活動を実施した。
訪中団は、株式会社松喜屋、おごと温泉・雄山荘、琵琶湖汽船株式会社、琵琶湖ホテル、元三フード株式会社、株式会社きゅうべえからの各1名と、びわこビジターズビューローからの2名の総勢8名。
現地商談会は、長沙市内の中心地にある長沙通程国際大酒店で実施。現地の旅行業者26社30名が参加した。
湖南省旅行社協会の左毅会長があいさつに続き、湖南省誘客経済促進センターの西村文彦所長と、びわこビジターズビューローの原田佳和海外誘客部長が来場者にあいさつした。
その後、滋賀の観光基本情報をプレゼンした後(約30分)、各事業者ブースに分かれての商談会へと移行した。
琵琶湖をはじめとする滋賀の豊かな自然、歴史ある神社仏閣、近江牛をはじめとする食の情報を求めて、各ブースは大変にぎわった。
びわこビジターズビューローの担当レイス有紀子さんは「湖南省とはますます友好交流を深めていきたい」と話した。