滋賀県庁の本館受付と新館受付に設置されている『県庁スタンプ』が密かに人気だ!
受付案内スタッフさんの話によると、毎週コンスタントにスタンプを押していく方がいらっしゃるそう。中には、これまでに集めた全国のスタンプを披露してくれる方もいらっしゃるという。
また、最近では、外国人旅行者と思しき方が、スタンプ押印のためだけに来庁されたケースもあったという。
案内業務に15年以上従事されている松永さんによると、「私が来た当時からスタンプはありました」と話す。
スタンプは一辺約8センチの正方形。青色インキのシャチハタ製。押すと、びわ湖のマークと「MotheLake」、「ようこそ滋賀県庁へ。」、「母なる湖・琵琶湖あずかっているのは滋賀県」の文字がスタンプされる。
受付案内業務は広報課の所管。
広報課長は、スタンプが設置されていることを今回、初めて知ったようで「今年は、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ開催年でもあり、他府県からの来庁者も多くなると思う。そういった皆さんにも喜んでいただけるよう、また、スタンプ目的での来県者を増やす意味でも、積極的に情報発信していきたいと思います」と、より積極的な広報に踏み出す意向を示した。
スタンプは開庁時間は受付カウンターに設置されており、終業とともに片づけられる。休日は守衛室に引き継がれ、来庁者の申し出に基づきスタンプが貸し出される仕組み。
いつからはじまったのか、どういうきっかけで始まったのか謎の多い「県庁スタンプ」。
全国の多くの都道府県で、同様の取り組みがわれている。
広報課では、おもてなし向上とスタンプツーリズムとしての活用にも期待を示しながら、スタンプの新調などを検討していく構えだ。