県庁舎の西側、第二大津合同庁舎の計画地にある樹木「モミジバスズカケノキ」に今年も「アオバズク」が飛来した。
アオバズクは鳥綱フクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類される鳥類。
東南アジアで越冬し、春になると日本などに飛来して繁殖する夏鳥で、和名(アオバズク)も、青葉が茂る5月に飛来することに因む。
大木に巣として使える洞があれば、神社仏閣の敷地内でも繁殖するという。
「モミジバスズカケノキ」は昭和53年12月に大津市によって指定された保護樹木。樹高は約22m、樹齢は100年を超えるとされている。
画像を見た県自然環境保全課の担当者は「おそらくアオバズクだと思われる。昨年も繁殖していた。木にある樹洞で営巣しているのではないか。敏感な鳥でもあるので、温かく見守ってほしい」と話している。