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聖地『大津』でデモスポ 『小倉百人一首競技かるた』団体戦と個人戦に130人

競技かるた

「わたSHIGA輝く国スポ」の関連プログラムのデモスポ『小倉百人一首競技かるた』が11日、大津市の県立武道館で行われた。

競技会は、3人一組でたたかう団体戦と個人戦(F級)が用意され、団体戦には36組が、個人戦には17人がエントリーした。

県内に在住・在勤・在学している小学一年生から80代までが参加した。

団体戦は武道館2階で行われた。

100枚の札からそれぞれ25枚ずつの札を持ち、自陣に札を配置。

その後の15分間の暗記時間には静寂が訪れた。

競技開始2分前からは、素振りが許され、手を振ったり、畳をたたく音が響いた。

詠み手が「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花」と序歌を詠み競技がはじまった。

武道館2階での団体戦の様子

畳の上の格闘技ともされる競技かるたは、読み上げられた上の句にあわせて、下の句の札を素早く取っていくスポーツ。小倉百人一首の第一番の歌は天智天皇が詠んだ「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」。

近江神宮(大津市)は天智天皇をまつり、夏には高校生による全国大会や、年始には名人戦・クイーン戦が行われ、かるたの聖地とされている。

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