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江島副知事退任会見4年間の任期を振り返る

会見に臨む江島副知事

今年度末で退任する江島宏治副知事が退任会見を開いた。

会見では、最初の2年はコロナ禍であったこと。令和5年の連休明けに(コロナが)5類感染症に移行されてからは、経済が回り始めて様々な行事に出席したことなどを振り返った。副知事として心掛けていた3つのポイントについても紹介した。

1点目は、知事を支える立場として、財政的な側面、政策面でのサポート、行動面でのサポートに努めてきたこと。2点目は、職員出身の副知事であったことから、職員に寄り添って、一緒に議論したり考えてきたこと。3点目は、自身が在任した4年間で災害警戒本部を9回立ち上げたことなどを紹介し、県民の安全・安心を守るために注意を払っていたこととした。

報道機関から、「4年間で最も印象的だった出来事」を問われた江島副知事は、「やはり災害対応。幸い大きな災害は無かったが、災害発生時に電気が途絶えたりしたライフラインを復旧するために、例えば高島市と一緒に対応したこと」と述べ、明日就任する東新副知事に向けたメッセージについては、「財政課で一緒に仕事をした仲。良く行政のことを知っている職員なので職員に寄り添ってほしいとおもう。彼は東京本部や秘書課にもいたので、東さん流にやっていただけたらいいのかなと思う。」とエールを送った。

今年度、国連で「世界湖沼の日」の制定を実現されたことについては、「大変うれしかった。一昨年11月にハンガリーで開催された湖沼会議で滋賀県の取組、湖沼での取組を紹介し、世界中の湖が危機に瀕している今、ぜひ世界湖沼の日ができるといいなと呼びかけた。その会場でインドネシアの方々とも話して、そのインドネシアが国連の場で動いていただいたおかげで実現した。71日のびわこの日から827日までの2か月間、琵琶湖への取組が続くといいなと思います。」と応じた。

また、明日からの予定を問われると、「明日からは特に予定はありません。」と笑顔で応じ、今後チャレンジしてみたいことを問われた江島副知事は、「これまでビワイチを4周しているが、できればまた(ビワイチを)してみたい。音楽も大好きなので、存分に音楽(バロック音楽)も聴きたいし、(自宅から近い)レイクスも応援していきたい。」と話した。

退任セレモニーで見送られる江島副知事

午後から行われた退任セレモニーでは多くの職員や県議会議員らに見送られ、県庁を後にした。

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