近年、滋賀県で暮らす外国人が増え、学校や職場、地域でコミュニケーションをとる機会が増えました。国籍や民族などのちがいにかかわらず、相互に人権と個性を尊重しながら、多様性を生かして活躍できる「多文化共生社会」の実現が求められています。
滋賀県の外国人人口は、令和6年(2024年)12月31日時点で約4万1千人となり、総人口に占め る割合は約3%です。滋賀県で暮らす外国人は増えており、3年連続で過去最多を更新しました。
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築きながら、地域社会の構成員として共に生きていくことをいいます。滋賀県では、「滋賀県多文化共生推進プラン(第3次改定版)」を策定し、日本人も外国人も共に暮らしやすい社会づくりを推進しています。
日本人も外国人も共に暮らしやすい社会をつくるには、お互いの文化や習慣などの“ちがい”を認め、尊重し合い、 理解を深めることが大事です。お互いを知ることが多文化共生社会の実現への第一歩になります!
共に暮らす地域の一員として、まずは笑顔であいさつを交わすことから始めてみましょう。 市町の国際交流協会などによる地域での交流イベントに参加することもできます。
※イベント情報は、滋賀県国際協会やお近くの市町の国際交流協会のホームページなどをご覧ください。
外国人は言葉の問題からうまくコミュニケーションをとれなかったり、生活に必要な情報を得られなかったりする場合があります。簡単で分かりやすい「やさしい日本語」を使えば、ぐっと伝わりやすくなります。
多言語音声翻訳アプリ
<ボイストラ>
「しが外国人相談センター」は滋賀県に暮らす外国人の様々な相談に多言語で対応しています。 身近に困っている外国人がいるときなど、お気軽にご連絡ください。