≪令和6年度当初予算≫ともにいきる~未来につなぐ みんなでつくる 「健康しが2.0」~ (広報誌滋賀プラスワン 令和6年(2024年)春号 vol.207)
1 子ども・子ども・子ども~「子ども若者部」の新設!~〈289.2億円〉
- 社会全体で子どもの健やかな育ちや子育てを支える環境をつくる。
- 子どもたちがいかなる環境、家庭状況にあっても、自分らしく、健やかに、安心して育つことができ、大切に育まれ、笑顔で暮らせる社会の実現に取り組む。
- 県と市町が車の両輪となり、切れ目なく子ども・子育て支援を充実させる。
〈主な取組〉
- 子どもとともにつくる子どもまんなか社会
((仮称)滋賀県子ども基本条例の策定と普及啓発 等)
- 安心・安全な子育て環境のさらなる充実
(子ども・子育て施策推進交付金の創設、子どもの 医療費助成の高校生世代への拡充 等)
- 困難な環境にある子ども・若者の支援
(不登校の状態にある子ども支援 等)
- 社会的機能や地域を担い・支える人材の育成
- 子ども・若者が自ら考え、生きる力を育む学びの場づくりや次代の社会を支える高等専門人材の育成に向けた取組
〈主な取組〉
- 医療福祉のひとづくり
- 滋賀の経済活動を担うひとづくり
- 滋賀の未来を担うひとづくり
(魅力ある県立学校づくり、子どもと企業・ 大学等をつなぐ取組、高等専門校開校準備)
3 安全・安心の社会基盤と健康づくり〈995.9億円〉
- 人が人や社会、自然とつながる場づくりを大切に、こころとからだの健康の両立を目指した取組を推進
- 「誰もが、行きたいときに、行きたいところに移動ができる」環境づくりや、安全・安心に暮らすことができる社会基盤づくりの取組を推進
〈主な取組〉
- 地震防災力の強化
- こころとからだの健康づくり
(健康しがの実現と安心安全な医療福祉体制づくり 等)
- 強靱な社会インフラの整備・維持管理
- 地域公共交通の維持・活性化
- 食料安全保障に対応しつつ県産農畜水産物のシェアを拡大するとともに、農林水産業の営みと農山村のくらしを次世代につないでいく。
- スタートアップを支援するとともに、オープンイノベーションを加速させ、産業の創出を図る。
- 滋賀ならではの文化や文化財を活かしながら万博等を見据えて「シガリズム」を推進
- 世界とのつながりや、脱炭素、GX・DXをより一層推進
〈主な取組〉
- 食料安全保障につながる持続的で生産性の高い農畜水産業の実現
- 産業の創出と中小企業の活性化推進(産業立地の推進 等)
- 滋賀ならではのツーリズム「シガリズム」の推進
5 自然環境や生物多様性の保全・再生〈89.9億円〉
- 自然と社会の健全な循環を目指すマザーレイクゴールズ(MLGs)の考えに基づき、琵琶湖やそれを取り巻く環境を守り、自然と人とが共生する社会に向けて取組を進める。
〈主な取組〉
- 自然再興(ネイチャーポジティブ)の推進
(生物多様性の保全・再生、伊吹山の保全)
- 循環経済(サーキュラーエコノミー)の推進
- やまの健康2.0の推進
世界の動向にも意識を向けつつ、社会の変化に対応しながら、今をともにいき、未来につなげていく
県北部で先行的に地域資源を活かした魅力ある地域づくりや、未来を支える人材の育成などを推進
「大阪・関西万博」や「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」開催への着実な取組の推進とレガシーの創出
一般会計6,145億円対前年度当初予算比438億円減↓6.6%
実質的な県債の発行額、残高ともに増加
臨時財政対策債を除いた実質的な県債残高はこれまで年々増加傾向にあり、令和6年度末の残高も増加となる見込みです。
将来の世代に大きな負担を残さないため、毎年度の予算編成を通じた県債発行額の管理を進めています。