みんなでプラスワン！ vol.36 （広報誌滋賀プラスワン 令和3年（2021年）9・10月号 vol.193）

水田に稲穂、山里には柿や栗が実り、琵琶湖のコアユは産卵のため川を遡上します。湖国は「実りの季節」です。皆さま、お元気ですか?

この夏、東京オリパラでは、たくさんの感動をいただいています。金メダル2つの快挙の大橋悠依選手をはじめ、滋賀ゆかりの選手も大活躍でしたね。

さて、9月は「防災週間」から始まります。自然災害から「いのちを守る」防災対策を点検しましょう！ いつ来るかわからない「地震への備え」は大丈夫ですか?

また、この時期、前線が停滞し、「台風シーズン」も重なります。台風の接近や大雨が予想される時には「気象情報」をこまめに確認してください。

県では、市・町、自治会などと連携して、浸水・土砂災害の警戒区域の指定やリスクの周知を行うとともに、施設整備（ハード対策）も順次進めています。

しかし、災害は、いつ起こるかわからず、想定を超えておそってくる可能性があります。

大切なことは、日頃の心がけと、いざという時の助け合いです。非常用の持ち出し品を用意することや地域の人と顔見知りになっておくこと、それぞれの地域をおそった災害の歴史をみんなで知ることなども有効でしょう。

自然の恵みをいただきながら、災いからいのちを守ることを考える。「健康しが」への歩み、さあ今から一緒に始めましょう！

県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン！」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。