2026年2月17日(火)、滋賀県内に所在する医療機関から彦根保健所へ麻しんの発生届(臨床診断例)が提出され、滋賀県で遺伝子検査を実施したところ、2月18日に麻しんウイルス遺伝子が陽性であることが判明しました。
疫学調査を実施したところ、他者に感染させるおそれがある時期に下記公共交通機関を利用しており、不特定の方と接触している可能性があることが判明しました。
本公表は、当該患者と接触した方が麻しんウイルスに感染している可能性があるために、広く情報提供するものです。
〇10代 女性(予防接種歴:無し)
〇主な症状:発熱・咳嗽・結膜充血・発疹
〇渡航歴:なし
2月5日:
JR琵琶湖線南彦根駅(14時30分ごろ)⇒京都駅(15時45分ごろ)
京都市営地下鉄烏丸線京都駅(15時45分ごろ)⇒四条駅(16時00分ごろ)
京都市営地下鉄烏丸線四条駅(17時15分ごろ)⇒京都駅(17時30分ごろ)
JR琵琶湖線京都駅(17時30分ごろ)⇒南彦根駅(19時00分ごろ)
※上記の期間以外ではこれらの公共交通機関を利用しても感染の心配はありません。公共交通機関への直接のお問合せはお控えください。
なお、上記の京都市営地下鉄の情報については、京都市においても報道発表しております。(下記の京都市HP参照)
・発病までの期間を考慮し、利用後最大21日間は健康状態に注意が必要です。
・発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。
・また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。心配なことなどがありましたら、最寄りの保健所に御相談ください。
麻しん発生にともなう報道発表について (PDF:433 KB)
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、麻しんウイルスに対する免疫がない方が感染すると、ほぼ100%発症します。予防には2回の予防接種が有効です。
過去に麻しんにかかったことがない方や、予防接種を受けていない方は注意が必要です。
麻しんが流行している国に渡航する前には、必ず麻しんの予防接種歴を確認しましょう。
過去の麻しん罹患歴や予防接種歴が明らかではない場合は、渡航前の予防接種を御検討ください。
※麻しん(はしか)の定期予防接種の対象の方
定期接種対象者の方で2回接種できていない方は予防接種を御検討ください。
◆第1期 生後12月以上24月未満の乳幼児
◆第2期 学校入学前年度の1年間の幼児
なお、生年月日別に麻しんワクチンの接種歴の目安とすることができます。
| 生年月日 | ワクチン接種歴の目安 |
|---|---|
| 1972(昭和47)年9月30日以前生まれの方 | 麻しんワクチンを接種していない可能性が高いです。感染歴がある人以外は、2回のワクチン接種を推奨します。 |
| 1972(昭和47)年10月1日~1990(平成2)年4月1日生まれの方 | 麻しんワクチンの定期接種を1回のみ接種しており、また、特例措置 2) の非対象者であるため、免疫が不十分である可能性があります。2回目の接種歴がなければ、追加接種を推奨します。 |
| 1990(平成2)年4月2日~2000(平成12)年4月1日生まれの方 | 麻しんワクチンの定期接種を1回のみ接種している可能性が高い。特例措置 2) の対象者であるが、2回目の接種歴がなければ、追加接種を推奨します。 |
| 2000(平成12)年4月2日以降生まれの方 | 定期接種として2回接種を受けている可能性が高いです。ただし、2回の接種歴がなければ、追加接種を推奨します。 |
1)予防接種に関するQ&A集(一般社団法人日本ワクチン産業協会)参照
2)2008(平成20)年4月1日から5年間実施された追加接種措置
また、過去に確実に麻しんにり患した場合は、免疫を持っているため予防接種の必要はありませんが、り患歴については母子手帳等の記録により確認してください。
医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など、麻しんウイルスに感染するリスクが高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい場合や、流行国に渡航するような場合で、麻しんにかかったことがない場合は、予防接種についてかかりつけの医師に御相談ください。