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琵琶湖水位低下に伴う状況調査結果について

琵琶湖水位低下に伴う庁内一斉調査を実施した結果、確認された影響は次のとおりです。

※一斉調査期間:令和7年12月1~5日(B.S.L.-65cm~-69cm)

調査結果

  1. 湖辺・港湾・舟溜等の状況(流域政策局、琵琶湖保全再生課、幼小中教育課)
    • 一部で干陸化(水際線の後退)、水草の浮遊・漂着を多数確認したが、腐敗臭はほぼなし。
    • 岸壁等と船舶との高低差が大きくなっているものの利用可。
    • 「うみのこ」は、12月以降、長浜港の係留ロープが岸壁に干渉する危険性があることから、安全面を考慮し長浜港以外の港(大津港、近江今津港)に停泊している。
  2. ヨシ関係(琵琶湖保全再生課)
    • 奥の洲周辺のヨシ群落保全条例における保護地区の一部で、訪問者によりヨシを含む植物が踏まれた跡が確認されたが、現時点で影響は軽微。今後、定期的に現地確認を実施予定。
  3. 水産関係(水産課)
    • 水深が浅くなることや水草が絡まりやすくなることによる航行障害が発生。
    • 漁港での乗降や漁獲物の荷揚げ等に支障、操業効率低下、プロペラの破損が発生している。
    • エリ漁網の設置に支障が生じている。
  4. 観光・レジャー関係(観光振興局)
    • 水草や水際の後退によりサップ、カヤックの体験に影響が出ている。
    • 水郷めぐりにおいて、観光船の乗船人数の制限をおこなっている。(船の底が擦るため。) また、一部コース付近の水の底のヘドロや投棄物が露出し観光価値を損ねている。
  5. 文化財関係(文化財保護課)
    • 坂本城跡の石垣等の遺構が露出し、侵入防止ロープ等の設置について関係各所と協議を検討。
お問い合わせ
土木交通部 流域政策局 河港事業室
電話番号:077-528-4271
FAX番号:077-528-4904
メールアドレス:[email protected]
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