県では、毎年、琵琶湖においてアオコの監視パトロールを実施しています。その結果、令和7年度のアオコの発生日数および水域数は、69日間5水域となりました。この発生日数はアオコの監視パトロールを始めた昭和58年以降で最多です。
7月23日(水)から11月7日(金)までのアオコ監視パトロールの結果は以下のとおりであり、発生日数が69日間、発生水域数が5水域となっています。
| 確認日 | 発生水域 | 発生日数 | |
|---|---|---|---|
| 第1号 | 7月28日 | 守山市赤野井地先 | 1日間 |
| 第2号 | 8月15日 | 大津市際川地先 | 1日間 |
| 8月15日 | 大津市ヤマハマリーナ琵琶湖内 | 36日間 | |
| 第3号 | 8月25日 | 大津市際川地先 | 1日間 |
| 第4号 | 9月24日 | 大津市際川地先 | 8日間 |
| 第5号 | 10月6日 | 大津市際川地先 | 24日間 |
| 第6号 | 10月8日 | 大津市鏡が浜地先 | 22日間 |
| 第7号 | 10月20日 | 大津市柳が崎地先 | 5日間 |
| 合計 | 5水域 | 69日間 |
県内を通過する台風がなかったことや、まとまった降雨がなかったことから、湖水が停滞する状況が続いたため、3水域で長期的に発生したと考えられます。
(1)過年度のアオコの発生状況
これまでの琵琶湖におけるアオコの最多発生日数は、令和5年度の63日間、水域数は、平成28年度の44日間13水域でした。
(2)アオコ監視パトロールの調査定点および通報地点
1週間に3日、南湖8地点でアオコ監視パトロールを行っています。