令和6年(2024年)、国からユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)に向けてユネスコ事務局に拡張提案し、審査が行われている「山・鉾・屋台行事」について、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関より、「記載」の勧告があったと文化庁から連絡がありましたのでお知らせいたします。
※この提案には、本県の「大津祭の曳山行事」が含まれています。
12月9日~11日にインド共和国ニューデリーにおいて行われるユネスコの政府間委員会において審議・決定される予定です。
1.名称
「山・鉾・屋台行事」
2.内容
ユネスコは年間の審査件数に制限を設けており、日本の新規提案案件は実質2年に1件の審査とされている。これとは別に、拡張提案案件(既に代表一覧表に記載された案件に追加して提案するもの)が上記年間審査件数の枠外とされ、今年度提案分まで試験的運用をされる。
令和5年度提案の「和紙:日本の手漉和紙技術」、「山・鉾・屋台行事」、「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の3件が今年度、評価機関の勧告公表と登録審議が行われる予定。
3.構成
既登録の33件に国重要無形民俗文化財「常陸大津の御船祭」、「村上祭の屋台行事」、「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」、「大津祭の曳山行事」の4件を追加する。