わたSHIGA輝く国スポ・障スポが、いよいよ開幕します。9月6日(土曜日)から国スポ会期前競技がスタートし、9月28日(日曜日)には国スポ総合開会式を迎えます。
「国体」から「国スポ」へと変わった昨年の佐賀県大会からバトンを引き継ぎ、今大会では、環境配慮や共生社会づくりなど滋賀県ならではの数々の取組にチャレンジしています。
大会公式HP:https://shiga-sports2025.jp/
大会PV(120秒): https://youtu.be/ULKeKy-uDnU
1.大会名第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会
2.愛称わたSHIGA輝く国スポ・障スポ
3.スローガン「湖国の感動未来へつなぐ」
4.開催概要
(1)国民スポーツ大会
・会期前実施競技令和7年9月6日(土)~15日(月)
令和7年9月21日(日)~25日(木)
・本会期令和7年9月28日(日)~10月8日(水)
・競技数正式競技37競技、特別競技1競技、公開競技7競技、
デモンストレーションスポーツ26競技
※公開競技やデモンストレーションスポーツの一部競技は終了しています。
(2)全国障害者スポーツ大会
・会期令和7年10月25日(土)~27日(月)
・競技数正式競技14競技、オープン競技4競技
国スポ:総合開会式:9月28日(日)、総合閉会式:10月8日(水)
障スポ:開会式:10月25日(土)、閉会式10月27日(月)
リサイクル金属を活用。各家庭等から集めた使用しなくなった学生ボタンを原料の一部としています。
国スポの正式競技1位から3位の選手、障スポの1位から3位の選手およびその補助者(視覚障害選手の伴走者およびボッチャのランプオペレータ)に授与します。
琵琶湖の形にくり抜かれたデザインになっており、メダル裏面には点字が入ります(例:しがこくすぽ1位)。
デザインにあたっては、県内にとどまらず国内外の展覧会での作品展示や企業等とのコラボなど芸術を軸とした事業を行っている障害者福祉施設「やまなみ工房」の作家作品が取り入れられています。
・ 作家:森 雅樹 MORI MASAKI
・ 作品名:「波涛に立つ」(はとうにたつ)
参考リリース:https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/339219.html
正式競技全37競技の決勝戦を中心に、国スポ競技会映像を配信します。
滋賀の観光地や美しい風景を紹介するなど、これまでにない取組や、著名なアスリート等に解説いただくなど、楽しく観戦いただける工夫をしています。
大会概要や競技日程、競技会場情報等、競技を観戦するための情報を掲載する観戦ガイドブックは、観戦に持ち歩くのに便利なポケットサイズのカード版と電子ブック版を作成しました。
・カード版は、折り畳み式になっており、持ち運びしやすい形となっています。これまでにない観戦ガイドブックです。
・電子ブック版には、カード版よりも詳細な情報を掲載しています。
観戦ガイドブック(電子ブック版): https://shiga-sports2025.jp/guidebook
滋賀県に受け継がれている、身の回りから自然環境を考える取組を、大会に関わる参加者も実践する大会です。
滋賀県では、「石けん運動」をはじめ、身の回りの生活から自然環境を考える取組が脈々と受け継がれており、近年は人と自然との共生を意識した琵琶湖版SDGs「マザーレイクゴールズ」(MLGs)を掲げ、環境に関する様々な取組を行っています。
両大会を開催するにあたり、CO2排出量の削減などの環境配慮を両大会に関わるすべての参加者が実践することを目指しています。
(MLGs, Mother Lake Goalsは、琵琶湖版のSDGs。琵琶湖を切り口とした2030年の持続可能社会に向けた目標です。)
わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLG宣言:https://shiga-sports2025.jp/mlgs%E5%AE%A3%E8%A8%80
カーボンオフセットの取組:https://shiga-sports2025.jp/common/post17127
ペットボトル等のプラスチックごみの排出量を削減するため、選手、観客、スタッフ等の大会参加者に、マイボトル持参を呼びかけています。
開・閉会式会場となる彦根総合スポーツ公園には、およそ30台のウォーターサーバーを設置するほか、各競技会場にマイボトルに給水できるよう給水所を設けています。
また、大会を契機にこの取組が広がるよう、企業等にもウォーターサーバーの設置に協力をいただいています。
運営スタッフやボランティアのウェアは、回収ペットボトル等から作られたリサイクル繊維100%素材の環境に配慮したウェアを採用しています。
各都道府県の選手団入場を先導するプラカーダーが着用する帽子は、琵琶湖岸で水質・生態系保全のために刈り取られたヨシを活用し製作されています。
来県者が滞在を楽しみ、再び訪れたくなるよう滋賀の魅力発信に取り組みます。
心のこもったおもてなしでお迎えできるようスタッフやボランティアの研修等を行いました。
また、9月・10月を「おもてなし月間」として、県民とともに来県者をあたたかくお迎えできるよう、呼びかけています。
開・閉会式会場「おもてなSHIGAエリア」では、特産品や郷土料理を取り入れた食の提供や、楽しく過ごしていただけるよう多くのフォトスポットを設けています。
そのほか、各会場でも、地元の特色ある食が楽しめるおもてなし広場を用意しています。
国スポ・総合開会式当日は、最寄り駅JR彦根駅前の一部区間を歩行者天国にし、来場者が買い物や展示等を楽しみながら会場に向かう「おもてなしストリート」を設けます。
各会場において琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境や優良な生産基盤の中で育まれた近江米や近江牛、近江の茶、湖魚など、滋賀のおいしい食材を使用した昼食弁当を提供。
開・閉会式式典弁当「おうみ彩り弁当」:https://shiga-sports2025.jp/common/post18064
滋賀県にお越しになる皆様への歓迎の気持ちを表現した「滋賀おもてなしデザイン」。
琵琶湖の浜辺に打ち上げられたガラス片をアート作品に再生したオブジェや障害者福祉施設の協力のもと制作した絵画作品などが来場者をお迎えします。
滋賀おもてなしデザイン:https://shiga-sports2025.jp/common/post15156
各競技会の表彰式では、優秀な成績を収めるなどした選手・団体を称え、県・市町特産品等を「わたSHIGA輝く賞」として授与します。
年齢や性別、障害の有無などを問わず、それぞれのスタイルで「する」「みる」「支える」の体験ができ共生社会の実現に繋がるように取り組んでいます 。
発達障害、知的障害、精神障害等のある方が安心して来場または参加できるよう、気持ちを落ち着かせるためのカームダウンスペースを、大会初の取組として障スポ全会場(15会場)に設置します。
国スポ会場でも、多くの会場においてカームダウンスペースが確保されています。
「障スポチャンネル」を設け、障スポの正式競技14競技を全試合配信します。
障スポ競技の観戦機会を広げることにより、障害者スポーツの振興と障害者理解の推進を図ります。
障スポ会場には情報保障席が設けられていますが、聴覚障害の方に国スポ競技も楽しく観戦いただく機会として、次の会場に情報保障席を設置します。
・実施日:10月6日(月)バスケットボール(成年男子・少年男子)
滋賀ダイハツアリーナ(大津市)
また、これまでのグランドソフトボールに加えて障スポ・バレーボール(知的)でも、視覚障害のある方も一緒に観戦を楽しめるよう、リアルタイムで音声配信を実施します。
大会を契機に様々な心身の特性や考え方を持つ人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支えあうことのできるよう、心のバリアフリーを推進しています。
・県内大学生が配慮すべき事項等をまとめたリーフレット等を活用しています。
心のバリアフリーリーフレット:https://shiga-sports2025.jp/common/post13238
・大会イメージソング「シャイン!!」は手話歌になっているほか、手話での簡単な挨拶等を髄所で紹介し、大会を通じて手話が身近なものになるよう取り組んでいます。
大会イメージソング「シャイン!!」:https://shiga-sports2025.jp/image-song
大会準備や大会運営に、子どもや若者等も参画を図ることにより、心身ともにたくましく思いやりの心を持った子どもの育ちや、女性がより一層スポーツに親しむことのできる環境づくりに繋げます。
小学5年生から20歳代前半までの県民を委員とする「子ども・若者参画特別委員会」の活動を通し、子ども・若者ならではの視点や考えを大会開催準備等に反映しました。
国スポ総合開・閉会式には、歴代の委員会メンバーを招待しています。
子ども・若者参画特別委員会:https://shiga-sports2025.jp/committee_cat/youth-involvement
・炬火受け皿づくり
県内全19市町の子どもたちが、滋賀県の伝統工芸品である信楽焼のねんどで、琵琶湖の生き物や地元の特産品などのピースを作り、炬火受皿を装飾しました。
・応援手づくりのぼり旗や花育て
全国からの来県者をお迎えする応援手づくりのぼり旗や会場等を飾る花の育成(花いっぱい運動)に、子どもたちも参加しました。
次世代を担う多くの若者が、競技補助員や障スポの選手団サポーターとして参画。選手・来場者との交流等を通じて豊かな心を育み、障害のある方への理解を深める機会とします。
・競技補助員(高校生を中心におよそ20,000人)
両大会において各競技会の進行・記録・表彰等の運営業務を補助します。
・選手団サポーター(大学・専門学校生等およそ1,700名)
障スポに出場する各都道府県・政令指定都市の選手団の活動をサポートします。
一部の選手団サポーターは、多くの選手団が利用する米原駅等で、来県日(10/23)のお出迎えや離県日(10/28)のお見送りを行います。
大会に向けた選手強化の取組の過程で生まれた「次世代アスリート発掘育成プロジェクト(滋賀レイキッズ)」や、各競技で蓄積された選手育成のノウハウを継承することで、スポーツの分野における次世代育成システムの確立につなげます。