熱中症による救急搬送状況について、令和7年6月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。
熱中症は、室内で安静にしていても温度・湿度が高い場合には発症することがあります。
また、昨年は7月から8月にかけて熱中症による救急搬送人員数がピークを迎え、より注意が必要な時期となります。(下図)
適切に水分を摂り、暑さを避けるなどの基本的な「熱中症予防」に努めましょう。
令和7年6月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は 195 人で、昨年の同月(68人)に比べ、約2.9倍となっています。
このうち 65 歳以上の高齢者は 130人で、その割合は 66.7%(3人に2人の割合)となっています。
・暑さを避けましょう(帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装に心がける)
・エアコンを使って温度調節をしましょう
・室内でも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう
【子ども】
・子どもは体温調整機能が十分に発達していないため、水分補給や服装に気をつけましょう。
・顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいているときは涼しい場所に移動しましょう。
【高齢者】
・高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さやのどの渇きを感じにくく、熱中症になりやすいです。
・加えて、心機能や腎機能が低下していると、重症化しやすい傾向にあり、特に注意が必要です。