人気作家・吉田修一氏の最高傑作と呼び声の高い小説を圧巻の映像美で実写化した映画『国宝』が6月6日(金)より公開されます。
この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄(吉沢亮)は、任侠の一門に生まれ、抗争によって父を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られます。そこで待っていたのは、半二郎の息子で生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介(横浜流星)との出会い。正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人は、ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていきますが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆきます。芸の道に人生を捧げた主人公の50年を描いた壮大な一代記です。
実はこの作品、大津市のびわ湖大津館や守山市の滋賀県立総合病院でロケが行われています。
旧琵琶湖ホテルとしても知られるびわ湖大津館の設計を手がけたのは東京銀座の歌舞伎座を設計した岡田建築事務所。外観が歌舞伎座の雰囲気に近いこともありロケ地に採用されました。作品では、歌舞伎劇場「日乃本座」の外観として、またロビー稽古のシーンで登場します
本作のロケ支援を行った滋賀ロケーションオフィスは、「映画『国宝』滋賀ロケ地マップ」を制作。映画の公開日に合わせて県内の観光協会や道の駅などで配布を開始します。映画の撮影の様子やびわ湖大津館併設でバラ園が見頃のイングリッシュガーデンなどをたっぷり紹介しています。
日本映画の歴史に刻まれる、美しく熱い、圧倒的傑作は、先月開催されたカンヌ国際映画祭の「監督週間」部門に選出され、公開上映後は約6分間のスタンディングオベーションが沸き起こるなど大絶賛を受けました。是非、劇場でご覧いただくとともに撮影の息づかいを体感できるロケ地にもお出かけください。
(1)概要
ロケ地に採用されたびわ湖大津館と滋賀県立総合病院について紹介しています。
(2)発行部数
2万部(A4判カラー4頁)
(3)紹介ロケ地
びわ湖大津館、滋賀県立総合病院
※滋賀県立総合病院は、医療機関のため一般見学はできません。
(4)配布先等
県内外の映画館や県内観光協会、道の駅、ここ滋賀、滋賀県(観光振興局)等にて配布(予定)
(5)内容
冊子の内容をご覧になりたい方はこちら
(滋賀ロケーションオフィスホームページ)
http://www.shiga-location.jp/news/index.php?id=1074
(1)タイトル:『国宝』
(2)公開日:2025年6月6日(金)
(3)コピーライト:©吉田修一/朝日新聞出版©2025映画「国宝」製作委員会
(4)キャスト: 吉沢亮
横浜流星 / 高畑充希 寺島しのぶ
森七菜 三浦貴大 見上愛 黒川想矢 越山敬達
永瀬正敏
嶋田久作 宮澤エマ 中村鴈治郎 / 田中泯
渡辺謙
(5)原作:吉田修一「国宝」(朝日新聞出版刊)
(6)監督:李相日
(7)脚本:奥寺佐渡子
(8)音楽:原摩利彦
(9)主題歌:「Luminance」原摩利彦feat.井口理(Sony Music Label Inc.)