令和3年4月16日17時30分現在
| 発生日時 | 令和3年4月15日(木曜日)19時 |
|---|---|
| 発症者等 | 発症者数:2人[内訳 男性:1人(71歳)、女性:1人(71歳)、入院:0人]食べた人の数:2人 |
| 発生状況(概要) | 令和3年4月15日(木)23時00分頃、甲賀市内の医療機関から、「スイセンによる食中毒を疑う患者を診察した。」旨の連絡が甲賀保健所にありました。 |
| 甲賀保健所が調査したところ、甲賀市内の夫婦2人が庭でニラを収穫し、もやし炒めにして喫食したところ、30分後に1人が嘔吐を発症し、その後もう1人も同様に発症していたことが判明しました。 | |
| 発症者へ確認したところ、喫食したニラを収穫した周辺にはスイセンが自生していたことから収穫物にスイセンが混入していたと考えられたこと、これら発症者の喫食から発症までの時間および症状がスイセンによる食中毒に類似していること、また、診察した医師から食中毒の届出があったことから、甲賀保健所はスイセンの誤食による食中毒と断定しました。 | |
| 症状 | 嘔吐(3~4回)、下痢 |
| 現在の病状 | 発症者は全員快復している。 |
| 献立内容 | もやし炒め、豚肉の焼き物、みそ汁(豆腐、わかめ)、きゅうりの酢の物、ごはん、漬物、赤ワイン |
| 原因食品 | もやし炒め(推定) |
| 病因物質 | 植物性自然毒 |
| 原因施設 | 家庭 |
| 措置 | 甲賀保健所は、患者家族に対しスイセンとニラの見分け方等について説明し、また喫食可否の判断が困難な植物は喫食しない旨を説明した。 |
【発症者の所在地】
| 令和3年度(令和3年4月) | 昨年度同期 | 昨年度(令和2年4月~令和3年3月) | |
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| 発生件数 | 1件 | 2件 | 9件 |
| 患 者 数 | 2人 | 8人 | 82人 |