県史編さん事業の事務局を担う当館では、その調査成果の情報発信の一環として、ミニ展示を実施しております。
今回の展示では、戦前の滋賀県における外来魚対策について、ライギョの所持や販売、移植を禁じた事例からご紹介します。
ライギョはカムルチーやタイワンドジョウなどの総称で、朝鮮・中国から移植された外来魚です。比較的繁殖力が強く、肉食性で水産有用魚種への食害などの危険性もあることから、戦前の滋賀県では県内に流入しつつあったライギョを「湖魚のギャング」と呼んで警戒し、昭和12年(1937年)に漁業取締規則を改正して、その防除に努めました。
本展示では、そうした規則改正に至った背景や過程を公文書館所蔵の歴史公文書からみていきたいと思います。
●展示題目:「昭和12年の外来魚対策:湖魚のギャング・ライギョ」
●展示期間:令和8年(2026年)4月1日(水) ~7月31日(金)
●展示場所:県庁新館2階・県民情報室前展示ケース
●開庁時間:午前8時30分~午後5時15分まで(土日祝日・年末年始を除く)
●展示資料
(1)「本令制定の理由」昭和12年(1937年)7月【昭つ35-2(5-1)】
(2)「カムルチー科魚類の所持、販売竝に移植禁止に関する件」昭和12年(1937年)7月【昭つ35-2(5-1)】
(3)「カムルチー科魚類の所持、販売竝に移植禁止に関する県令制定の件」昭和12年(1937年)10月2日【昭つ35-2(2)】
(4)「滋賀県令第39号滋賀県漁業取締規則中一部改正」昭和12年(1937年)11月6日(『滋賀県公報』)
問合せ先:滋賀県立公文書館
電話…077-528-3122/FAX077-528-4813
E-mail…[email protected]