県史編さん事業の事務局を担う当館では、その調査成果の情報発信の一環として、ミニ展示を実施しております。
今回の展示では、明治時代、県内の茶業に大きな貢献をした大原重右衛門が、茶業視察のため欧米へ渡航した際の様子についてご紹介します。
甲賀市は、現在もお茶の生産地として有名です。大原も茶業に深く関与し、茶業組合の重役なども務めました。明治期、お茶は日本の最大輸出品の一つでした。大原は、1897年(明治30年)と1900年に海外での日本茶販路拡大を目指し、欧米へ視察に赴いています。
今回は1900年の欧米視察を取り上げます。甲賀市に寄託された「大原家文書」を用い、視察を通して大原が得た茶業に関する展望や、現在とは大きく異なる、当時の海外渡航の様子をご紹介します。
●展示題目:「明治時代の海外渡航―大原重右衛門の欧米茶業視察―」
●展示期間:令和8年(2026年)1月19日(月)~3月31日(火)
●展示場所:県庁新館2階・県民情報室前展示ケース
●開庁時間:午前8時30分~午後5時15分まで(土日祝日・年末年始を除く)
●展示資料
(1)「日本帝国海外旅券章」(明治33年)【大原家文書 L 4-2】
(2)「北米出張日記」(明治33年)【同上 D5 91】
(3)「大原重右衛門宛大林雄也書簡」(明治33年10月24日)【同上D3 313】
(4)「欧米旅行記」(明治33年)【同上 L 3-5】
問合せ先:滋賀県立公文書館
電話…077-528-3122/FAX…077-528-4813
E-mail…[email protected]