徳山鮓(長浜市余呉町川並)の徳山浩明様が、第16回農林水産省料理人顕彰制度料理マスターズにおいて、最高位である「ゴールド賞」を受賞され、去る11月17日、帝国ホテル東京(東京都千代田区)において授与式が行われました。
なお、「ゴールド賞」は、本県では徳山浩明様が初めての受賞者となります。
日時:令和7年11月27日(木)15:00~15:15
場所:滋賀県公館ゲストルーム
訪問予定者:徳山鮓店主徳山浩明氏
「料理マスターズ」は、日本の「食」や「食文化」の素晴らしや奥深さ、その魅力に誇りとこだわりを持ち続け、生産者や食品企業等と「協働」して地産地消や食文化の普及の取組に尽力した料理人を国が顕彰し、更なる取組と料理人相互の研鑽を促進することにより、日本の農林水産業と食品産業の発展を図ることを目的に、農林水産省が平成22年に創設した制度です。
令和7年度に実施された第16回料理マスターズでは、全国でゴールド賞に2名、シルバー賞に3名、ブロンズ賞に5名の方が受賞されました。
徳山浩明氏は、長浜市余呉湖の湖畔の和風オーベルジュ「徳山鮓」の店主であり、滋賀ならではの良質な素材を利用され、熟鮓(なれずし)に代表される滋賀県の発酵料理をはじめとした自然の恵みに満ちあふれた食事を提供されている。
今回は、以下の取組が高く評価され、ゴールド賞を受賞されました。
・毎年開催される全国発酵サミットなどで「近江の食:鮒酢」および日本の「HAKKO」文化を日本のみならず海外にも積極的に発信している。
・農業に従事する社員を雇用し、料理に必要な食材を作ってもらう「社内委託生産方式」を用い、新たに2名の新入社員を登用するなど、雇用の創出にも貢献している。