内閣府では、様々な分野においてチャレンジすることで輝いている女性個人、女性団体・グループおよびそのようなチャレンジを支援する団体・グループを顕彰し、男女共同参画社会の実現のための機運を高めるため、平成16年度から「男女共同参画週間」に合わせて女性のチャレンジ賞等の大臣表彰を行っています。
本年度は、滋賀県から、西原麻友子さんが「女性のチャレンジ賞」を受賞されます。また、受賞後、令和7年6月30日(月)に、西原麻友子さんが岸本副知事を訪問されます。
西原麻友子(にしはらまゆこ)さん
株式会社ベホマル代表取締役
大手電子部品メーカーの研究職として15年勤務したのち退職。自ら求める「美しい地球を守りたい」という夢のさらなる実現のため、研究に着手し、CO2吸収材開発のアイデア着想にこぎつけ、2022年11月に株式会社ベホマルを創業。その後、立命館大学BKCインキュベーターにて大学との研究開発を進め、使うだけで大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収するプラスチック「DAC(ダイレクト・エアー・キャプチャー)プラ」を開発し、実用化に向けて研究を進めている。
身に着けるだけで誰もが手軽に環境貢献できる植物由来の材料を原料とするCO2吸収アクセサリーブランド「美輪(ビノワ)」を立ち上げ、商品化を進めており、2024年11月までクラウドファンディングを実施したところ、目標額以上の成果を残した。
女性の参画が少ない理工系分野において、新素材の研究開発に取り組むパイオニアとして地球温暖化ストップに果敢にチャレンジし、女性自らもチャレンジしたいと思うような身近なモデルとして、男女共同参画の進展に寄与している。
※取材を希望される場合は、直接お越しください。上記時間中、いつでも写真撮影は可能です。
(1)女性のチャレンジ賞
起業やNPO、地域活動など様々な活動を通じて社会課題の解決を目指すチャレンジ、新たな分野に活躍の場を広げるチャレンジなど、身近なモデルになると思われる女性個人、女性団体・グループ
(2)女性のチャレンジ支援賞
上記(1)にあるような女性のチャレンジについて積極的な支援を行い、男女共同参画社会の形成の促進に寄与したと認められる個人、団体・グループ
(3)女性のチャレンジ賞特別部門賞
上記(1)、(2)に該当する者のうち、当該年度の特別部門賞テーマに該当する個人、団体・グループ