生態学琵琶湖賞は、水環境に関連する生態学およびその周辺分野における50歳未満の優れた研究者に贈られる賞です。1991年に滋賀県が創設し、第15回からは、一般社団法人日本生態学会が実施主体となり、滋賀県はその運営に協力しています。
選考の結果、第23回生態学琵琶湖賞の受賞者が、土居秀幸氏(京都大学大学院情報学研究科生物圏情報学講座教授)に決定しました。
つきましては、以下の日時等で、授賞式および受賞記念講演(無料)が行われますので、ぜひともご参加ください。
令和7年6月28日(土)13:30~15:30(13:00開場)
滋賀県立琵琶湖博物館ホール
13:30~14:00
出席者:滋賀県知事、一般社団法人日本生態学会長、生態学琵琶湖賞運営委員長、生態学琵琶湖賞選考委員長ほか
14:15~15:30
土居秀幸(どいひでゆき)氏
「湖から生態系の動態を捉える」
私は、これまで琵琶湖を含めた様々な湖を実際に調べることや、これまで蓄積されたデータを利用することで、生態学の研究を進めてきました。特に、食物連鎖の構造である食物連鎖長の理論を実証することや、これまでの過去の生物群集の変遷と気候変動などの人為的な影響を捉えることができました。さらに今後の生態系動態の予測について、最新の情報学の技術を用いた解析を試みています。本講演では、それらの最新研究を含めて、今後、湖を舞台にどのように生態学が展開されていくかについて紹介します。
一般社団法人日本生態学会事務局琵琶湖賞担当([email protected])まで、お名前・所属・連絡先メールアドレスをお知らせください。
詳しくは、一般社団法人日本生態学会のホームページをご覧ください。
会場となる琵琶湖博物館では、常設展示室で、期間限定の展示を行っています。ご来場の際は、ぜひご観覧ください。
詳しくは、滋賀県立琵琶湖博物館ホームページをご覧ください。