1931年(昭和6年)の満州事変以降、日本は中国と激しく衝突するようになりました。滋賀県出身者が集まる郷土部隊も構成され、中国の東北部・中南部から太平洋地域にわたる地域で戦いました。その部隊のひとつである「嵐部隊」は、中国中部の湖南省で終戦を迎えました。今回の展示「記憶の中の戦場・中国-滋賀県出身の兵士が見た戦場と平和の灯-」では、この地に残る戦争の痕跡と滋賀県出身の兵士が見た戦場を、当館の収蔵資料と体験談を中心に紹介します。
また、本県と友好提携都市である湖南省とのこれまでの友好の歩みについても紹介します。