文化財は歴史的、文化的な価値があるだけでなく、地域の宝として人々の心の拠りどころともなるものです。本県の文化財は、地域の中で住民に支えられ守られてきたという特徴がありますが、近年では地域の方々が地域の歴史や文化財について教わり、触れ親しむ機会が減少してきています。
そこで、文化財に親しみ、また知るきっかけとなる機会として、文化財探訪会を開催します。今回は、文化財建造物の保存修理事業について、工事現場の状況を間近で見学してもらい、子ども達を含めた一般の多くの方々に文化財修理の技法や文化財保護の大切さをお伝えします。ご参加お待ちしております!
1.日時:令和5年12月2日(土)
【第一部】10:30~11:30 【第二部】11:30~12:30
【第三部】13:30~14:30【第四部】15:00~16:00
※各回とも30分前から根本中堂正面で受付を行います。
2.場所:延暦寺根本中堂および廻廊の保存修理の施工範囲
3.主催:滋賀県
4.定員:第一部、第四部は50名。第二部、第三部は20名(先着順)
5.対象:どなたでもご参加いただけますが、第二部、第三部はおもに小学生~中学生を想定した内容になります。
6.参 加 費:見学会の参加は無料(ただし、通常の巡拝料が必要です)
1.体調不良の場合は参加をお控え願います。
2.当日の気象条件等の変化により、実施内容の変更や中止とする場合があります。
3.入場に際して氏名、連絡先等をご記入ください。
4.見学ルートは工事用の足場等のため階段・傾斜面があります。動きやすい服装・履物でお越しください。
5.見学時には、現場で用意するヘルメットの着用をお願いします。
6.修理現場内では、安全確保等のために係員の指示に従ってください。