東郷総務部長
・資料に基づき説明
(知事)
先月末で予算案の締めを各部局と調整・協議の上、することができた。先ほど総務部長からあったように、今年度はとりわけビッグイベントがあり、人手が取られ業務錯綜する中、この予算編成・組織改編対応に様々御尽力いただいた皆様に改めて敬意を表し、感謝を申し上げたい。
令和8年度、2026年度は、2050年に向けた新たな4半世紀のスタートの年と位置づけて、暮らしのあり方、滋賀のあり方をリ・デザインしていく端緒の年にしようと言っている。人口は120万人、生産年齢人口は90万人から60万人へ、そして高齢者の人口は20万人から40万人へ、さらには高齢者単独の世帯が2万世帯から11万世帯へというこの大きな人口構造・社会構造の変化がある。当然のことながら、15歳の人は40歳に、40歳の人は65歳に、60歳の人は85歳になる。どういう仕組み、どういう支え合い、どういう稼ぎのスタイルを作っていくのかということが試される時代になると思う。20年前、10年前に比べてスマホも進化し、生成AIというものも出てきた。こういうものをいかに駆使するのか、もしくは共存するのか。こういうことも課題であり可能性になるのではないか。そういったことから、繰り返すが、ともに生きる健康しがをリ・デザインする予算として、組織として提案をしようとするものである。
あと2つ込められた思いがある。1つは、夏以降、十分な時間は取れなかったかもしれないが、リアルな今を見ようということを繰り返し言ってきた。一人ひとりのリアルな今、日々の暮らし、生老病死、物価高騰の中にある生活と労働と経営というものを直視して、必要な支援をどうするのか。また、将来に向けた一手をどう打つのか、リアルな今を見ようと。官僚の作文ではなく、行政の都合と事情だけではなく、一人ひとりの日々のリアルな今、暮らしを見ようということに心がけてきたつもりである。
そしてもう1つは、昨年おかげさまで滋賀は大きな輝きを放つことができた。わたSHIGA輝く国スポ・障スポや大阪・関西万博をはじめ、そういった今の輝きを、一人ひとりの輝きを、滋賀の輝きを、未来に、そして全国に、世界に放っていく。そういう年度にしていこうではないかということ。
以上のように、リ・デザインということ、リアルな今、一人ひとりの暮らしを見ようということ、輝きを未来に全国に世界にということ、この3つの思いを持って、予算の編成に当たってきたところである。ぜひ、そういう思想や思いとともに、事業予算、組織の内容を御理解いただけるよう、御説明していきたいと思う。
あと最後に2つ申し上げる。
1つは、この2月、3月を有効に使いたいと思う。有効に使って、作った案を御理解いただけるように丁寧に説明し、共感を得たい。
もう1つは、この2月、3月を使って、来年度の4月、5月の動きを作ってほしいということ。通常、県庁は4月に大きな節目を迎えるため、人が出たり、変わったり、辞めたり、新たになったりして、4月、5月の動きが非常に低調になる傾向がある。もちろん予算・組織、特に予算は認められなければ動けないという前提があるが、ぜひ12か月のうちの有効な出だしの2か月を有意義に使えるよう、2月、3月に準備いただくよう強く期待・要請申し上げて、重ねてではあるが、こういった非常にメッセージ性の高い、そして緻密な予算案と組織改編案を作っていただいた皆さんに心から感謝申し上げて、私のコメントとしたい。
(北川防災危機管理監)
2月1日の総合防災訓練皆さんありがとうございました。参加いただき、非常に有意義な訓練ができた。この令和7年度の総合防災訓練は全部で27訓練を実施しており、あと2月6日に健康医療福祉部を中心に実施する災害救助物資輸送訓練が残っているのみとなった。2月1日には、我々県も交えた大きく4ヶ所の訓練と、4市で独自に7ヶ所で訓練をしていただいたが、色んな場所で分散訓練を実施したことによる課題もあった。例えばZoomを使って全体をモニターで見られるようにしようという計画もしているところであり、今後、発災時にそういうことは活用できると思っている。また、昨日、アイリスオーヤマの三田工場にあるショールームへ視察に行ってきた。その中でも、テントやトイレ等いろんなものが徐々に改善されていっていることも確認したため、その辺りもまた皆さんに報告しながら、いざという時のための準備を皆さんと一緒にしていきたいと思う。
(伊吹土木交通部長)
高齢者事故多発警報の発令について情報共有する。県内では1月23日から31日までの9日間で3件、高齢者3名の方が亡くなられる交通事故が発生した。このため、滋賀県交通安全対策協議会において、高齢者事故多発警報を2月2日から2月8日までの7日間の期間で発令した。今後、県警本部とも連携し、交通安全に係る広報啓発活動や街頭活動の強化等により、県民の皆さんの安全意識を喚起し、高齢者事故の抑止を図っていきたいと思うため、周知をよろしくお願いしたい。
(知事)
防災訓練お疲れ様でした。先ほど北川防災危機管理監がおっしゃったとおりで、訓練の内容を総括し、どういったことができたのか、できなかったのか、そして訓練でできなければ本番ではできないということ、訓練でできても本番でできないことはたくさんあると思うため、そういう視点に立った対策の構築を皆で進めていきたいと思う。また来年度は、通常どおり秋に総合防災訓練を甲賀地域で開催予定であるため、御準備・御参加をよろしくお願いしたい。
また、交通事故の関係は、今日午後に滋賀県交通安全協議会を開催するため、共有いただいた情報も含めて注意喚起していきたいと思う。東京では、原因はまだ不明だが公用車が死傷事故に巻き込まれるというか、原因車ではないかという事態も起こっているため、県内各地、雪道や夜間も含め、公用車を運転する職員も多くいると思うが、加害者にも被害者にもならない、時間にゆとりを持った移動や業務等について、それぞれの部局をして呼びかけるようよろしくお願いしたい。