次期「更新・改修方針」の策定について論議を行った。
<中村文化スポーツ部長>
・資料に基づき説明
<質疑応答等>
(岸本副知事)
「障害等」の「等」に含まれているのかと思うが、他国籍の方など、多文化共生という視点での文化芸術の役割を意識して議論いただきたい。また、伝統文化の継承保存だけでなく、新たなルーツの人が入ることで融合や触発によって様々な文化が生まれるということもある。そういったことも意識しながら最後まとめていただきたい。
(中村文化スポーツ部長)
(3)共生社会の柱の中に入れられるのか、もう1本の柱を立てるのか、検討させていただき、ご指摘の点を盛り込みたい。
(東副知事)
細かい内容であるが、(1点目)文化芸術活動数の評価指標に関して「県の後援事業数」となっているが、県だけに限定しているのはなぜか。(2点目)部局横断プロジェクトの企業メセナとつなぐ仕組みについて、本編の中に記述がないように思うが、どのような形で盛り込んでいくつもりか。
(文化芸術振興課長)
(1点目)県全体の文化芸術活動の状況を示す指標を考えたとき、すべての文化芸術活動を拾い上げることは困難であるため、象徴的なものとして県後援事業とした。増減をみることで盛り上がりが測れると考え、この指標を敢えて設定したもの。また、後援事業には市町や民間の主催事業も含まれる。
(2点目)現在、審議会の中で部会を設置し、活動支援の仕組みづくりについて集中的に議論を進めているところ。アーツカウンシルという言葉で表現できるかどうかはわからないが、既存の助成事業や伴走型支援などに企業の支援をどう繋げていくのか、具体的な仕組みを作り上げて、基本方針の中でも位置づけできればと考えている。現時点ではザクっとした記載になっている状況である。
(東副知事)
では、引き続き詳細を詰めていただきたい。
次期「滋賀県公共施設等マネジメント基本方針」の策定(原案)について協議を行った。
資料 (PDF:2 MB)
<池内警察本部長>
・資料に基づき説明
<松田総合企画部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
なし
(中村琵琶湖環境部長)
7/21~7/25まで第20回世界湖沼会議と関連イベントがオーストラリアのブリスベンで開催された。詳細については8/5の県政経営会議で報告させていただくが、本日は概要を報告させていただく。
本県からは岸本副知事、目片議長、関係課が開会式や分科会にて、本県における世界湖沼の日の意義や取組について発信を実施した。各部局にご協力いただき、この場をお借りして感謝申し上げる。
今回は、本県から派遣した学生自らが行う湖沼を守る活動の紹介を通して他国の若者との交流を深めていただいた。また、閉会式では本会議の成果としてポストSDGsの枠組みに湖沼を具体的な手法として含めることを目指すブリスベン宣言の案が発表され、8/27を前に正式決定される見込み。
なお、次回は2027年にタンザニアにて開催される予定。次回の会議に向けて様々な課題を克服しながら、次開催に繋げていきたい。
(知事)
東京本部長、参院選後の国会の状況はどうか。
(前川東京本部長)
本日から参議院議員の任期が始まったところ。しっかり状況を掴んでまいる。
(知事)
フォローと情報共有をお願いする。
与野党が衆参で変わる・動く可能性があるため、従来型のお願いや情報共有の方法ではない動きも求められるため、機動的な対応をお願いする。
また、先日全国知事会が青森県で開催され、その中で特に注目・議論されたものが多文化共生についてである。選挙期間中の排外主義的な主張等があり、そういった部分に支持が集まったと言われる中で、本当にそれで良いのか。国内の人材不足を労働という意味で補っていただいている外国人県民等についてどのように考えるのか。一方、報道で外国人による犯罪等が報じられる中で不安に思う人にどのように対応していくのかについて課題としてあるため、県民への呼びかけ等対応をしていきたい。
最後になるが、この1か月に2名の職員を失うことになり、痛恨の極みである。それぞれの関係部署においては、一緒に働いていた職員が急に亡くなることで様々な苦労や負担が他部局以上にあるかと考えられる。7/17に私から所属長宛てにメッセージを送付したが、その後1名亡くなった。
そこで2点提案する。
(1点目)全庁で働き方を見直す期間を9月と11月に設ける。呼称や実施内容については総務部を中心に検討いただく。管理職を含めすべての職員が心身の健康について、働きすぎではないか、悩みがあるのではないかといったことを見つめ直す期間を設定し、重点的な呼びかけ等を実施したい。
(2点目)管理職の時間外勤務の状況を把握し、見える化する。先般も一般職員の時間外勤務の状況や業務見直しについて議論したが、管理職について給与等システムに入力いただこうと考えている。月々の業務時間や推移を見える化し、フォローし合うという取組を実施していきたい。
先般の会議において、部下の業務を管理職がカバーする傾向にある一方、管理職の業務時間が見えないという課題が出ていた。
今年は国スポ・障スポ、万博もあり大変な仕事を皆さんに担っていただいていることに改めて心を寄せながら、健康にやりがいを持って仕事ができる環境づくりに取り組みたい。