<案件該当部局より>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
なし
<山下防災危機管理監>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(知事)
今のインフルエンザの感染状況と、それによる医療逼迫の状況についてはどうか。
(山田健康医療福祉部長)
第2週の感染状況は第1週に比べて患者数としては減少しているものの、個々の状況では、大津市民病院と公立甲賀病院で病床の逼迫が認められると聞いている。このことを受けて県医師会や病院協会等とも連携しながら実態の状況について現在把握しているところである。また知事をはじめ、ホームページを含めて、情報の発信をして基本的な対策をまずしっかりやっていこうという形で動いているところ。
(知事)
この新型インフルエンザ等対策行動計画の改定を議論するときに、直近のこういった感染状況については絶えずサーベイまた共有しながら必要な対策を取っていけるようにしたいと思うので、よろしくお願いしたい。
(松田総合企画部長)
改正のスケジュールについて、割と長い時間をかけて進められる予定になっているが、何か理由があれば伺いたい。
(山下防災危機管理監)
国の方で各府県の行動計画の案の段階で事前確認を行うということを来月予定されており、これにどの程度かかるかということもあるので、少し余裕を持たせていただいている。
またパブリックコメントについては新年度に入ってから4月以降に実施したいと考えている。
(波多野土木交通部長)
先週木曜日の災害対策本部の運営訓練では、最後のほうに、和歌山県に応援派遣するので土木交通部職員を人選するように、という場面があった。実は本県職員の多くは和歌山県のことをあまり詳しく知らないのではと思い、明日、私をはじめ土木交通部職員数名で和歌山県庁を訪問し、南海トラフ地震の際、本県職員がどういった支援ができるのか意見交換させていただく。また和歌山県の地勢も把握してもらえるよう、意見交換の前に和歌山県の被災現場等を見学させていただく予定としている。今後こうした交流を定期的に行い、和歌山県の地勢がわかる本県職員を増やし、実際に支援が必要になったとき、そうした交流経験者を中心に派遣し、効果的な支援ができるよう、これから和歌山県と一緒に取り組んでいく。
(山下防災危機管理監)
先週木曜日は県の災害対策本部の運営訓練にご参加いただきありがとうございました。
今回の訓練では特に自衛隊との連携ということで、通信機器を使った形で、いろいろと試みたが、こちらの不手際等もあったかもしれない。また各部局の方でお気づきの点があれば、危機管理員の方を通じて私どもの方に報告いただければと思う。
(知事)
東京本部長、通常国会の開会間近ということで、いろいろとよろしくお願いする。
(東京本部長)
引き続き情報収集に努めてまいりたい。
(知事)
先週やったことについて2件、これからやろうとしていること2件について申し上げる。
(1)先週は、災害対策本部の運営訓練および防災会議といった大変重要な訓練なり会議があった。特に訓練については、54時間後に発生した想定で実施したが、「そのときに」やらなければいけないことの再確認をもう1回したいと思うのでこの点よろしくお願いする。おそらく冗長なことが言っていられない、やっていられない状況を想定したいと思う。
また、滋賀県防災会議をその後行ったが今回メンバーを加えて変えて実施した。これまでにないご意見ご知見がいただけたのではないかと思っている。少し各部局で関係することなど、そういった方々との対話を密に行っていただければと思う。
(2)先週土曜日に男女共同参画センターに三原大臣が来られて、視察および意見交換を行っていただくとともに、「地域で輝く女性起業家サロン」という全国で第1回目になる場を滋賀県で設定していただいた。なぜ滋賀県が第1回目だったのかというと、この男女共同参画センターの女性活躍および女性の起業家支援、もしくはマザージョブステーションの取組が先進的だという国のご評価があり、それを全国展開したいということだったそう。我々にとっても大変励み、誇りにもなるし、これからの糧にしたいと思う。これから予算の最終括りを行うが、そういった起業とか、女性も男性も輝ける様々な支援策そういったことに生かしていきたいと思うのでよろしくお願いしたい。
(3)これからやろうとすることで先ほどの協議事項の中にいじめ再調査委員会の条例改正があったが、報道でもご承知の通り、こども家庭庁でいじめに関する有識者の新たな検討会議が立ち上がり、73万件を超えるいじめの状況をどう見るのかという分析なり検討が行われていると承知をしている。本県でもこの点少し会議の内容をフォローして、どういう対策をとればいいのかということについて考えていきたい。特に、加害児童生徒の背景への対策や理由を分析したいじめへの目配りなどについても、委員に加わっていただいている小森さんがご著書の中で様々ご指摘されていることもあるので、ぜひその点、県としても対応を考えていきたいと思う。
(4)最後に、この後琵琶湖についての勉強会が開催されるが、県政経営会議で今後勉強会を行うことにしたいと思うので、そのやり方手続きを検討していただきたい。この勉強会の内容は、県民の皆さんと共有する内容のものだと思うので、ぜひこの点もあわせて検討していきたい。
本日お別れの弔問をさせていただくが、東近江農業農村振興事務所の中尾次長が急逝された。大変様々な活躍をしてくれていた職員がその職場で倒れ、その後帰らぬ人になったことは、哀惜の念に堪えない。
職員の健康管理、これは心も体も両面であるが、今一度、ちょっと無理をしていないか、検査を受けているか心配なことはないか、それぞれ確認いただいて、お互いが気を付けるという、そういう職場風土を醸成していきたいと思うのでよろしくお願いする。