<前川総合企画部次長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
なし
(山下防災危機管理監)
(1)9月20日からの大雨による石川県能登地方の災害対応について改めて共有させていただきたい。能登半島の支援については、水害ということでエリア単位での住家被害認定調査が認められたこともあり、各部局のご協力で早期に完了することができた。本当にありがとうございました。
(2)一昨日10月20日に彦根市の方で県の総合防災訓練を実施させていただいた。各部局においても様々な訓練を実施していただいたと思うが、訓練を通じて気づき等があったと思うので振り返りを行っていただき、いざというときに備えていただくようお願いしたい。
(江島副知事)
琵琶湖の水位が本日マイナス51センチとなっている。若干本部の名前が変わったが、マイナス50センチから影響調査が始まる。特に水産関係、農政水産部においては、漁業への影響等調査を開始していただいて、対応できるようによろしくお願いしたい。
(波多野土木交通部長)
今日から担当部局で影響調査を始めるということで、また今後も節目節目で、そういう調査をしながら、状況を把握しつつ、推移を注視してまいりたい。
(中田農政水産部長)
ご意見を踏まえ、しっかりと調査対応してまいりたい。
(知事)
琵琶湖の水位については今日の会見でも述べたいと思うので、準備の方よろしくお願いする。
また総合防災訓練はお疲れ様でした。様々な気づきというお話があったが、参加されていない部長がほとんどだと思う。総合防災訓練について、経営会議のメンバーは全員参加するようにしたいと思うので、準備をよろしくお願いする。
先月10月8日に監査委員の皆さんとの意見交換を行い、大きく4点いただいたので共有する。
(1)指定管理者制度のあり方について、その募集方法、条件、期間等について、様々な工夫をするべきだと、もっと民間事業者が自由に発想して対応できるような、柔軟に取り組めるような制度設計をすべきではないかというご指摘が一点あった。
(2)地域の公共交通対策について、生活にとって住民にとって必要不可欠であるにもかかわらず、なかなか厳しい状況もあるようである。特に財源については滋賀応援寄附のメニューに入れることも検討すべきではないかというご指摘があった。
(3)来年度の施策協議の際にも江島副知事からご指摘いただいているが、EBPMの積極的な推進、またそのための仕組みの導入ということである。推進委員会のようなものを作って、さらには予算要求のときにも行政事業をレビューするような仕組みを構築すべきではないかというご指摘をいただいている。
(4)内部統制制度について、様々なミスそして不適切事案等が起こっていることについて、その再発防止の滋賀県独自の取組を検討すべきではないかという意見をいただいた。
これらに加えて、時間外における県庁の電話対応についても意見交換を行った。時間外もしくは休日にも関わらず、外からかかってくる電話に丁寧に対応してくれているのだと思うが、丁寧に対応しすぎて時間を取られすぎではないかというようなこともあり、これについては県庁職員の電話対応の仕方を少し変えたいと思う。システムや機器の交換というものとセットになってくる面もあるが、改善するということを県内外にきちんと共有をしたいと思う。一定費用がかかること、一定時間を要することは承知しているが、ぜひ検討することにしたいので、総務部を中心によろしくご対応をお願いする。