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令和5年4月25日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和5年4月25日(火曜日)8時45分~9時10分
  2. 開催場所:WEB開催(各執務室)
  3. 出席者:知事・江島副知事・大杉副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項

1. 令和6年度に向けた政府への政策提案・要望

<前川総合企画部次長>

 ・資料に基づき説明

 

 <質疑・意見等>

(谷口文化スポーツ部長)

 文化庁の京都移転に合わせて、国県文化連携担当として次長以下3名の方を担当として、任命していただいた。そうした中で、今回の政策提案の活動についても積極的にやっていくとともに、恒常的に人間関係も含めて文化庁の皆さんと滋賀県の要望や提案をしっかりとお話しができる関係性を築きたいと思う。

(林商工観光労働部長)

 現下の直面する課題への対応で、通常版本編3ページ、4ページには総括的な内容を入れさせていただいている部分もあるので、提案・要望1と2の順番を入れ替えても良いのではないか。一度検討いただければと思う。

(浅見総合企画部長)

 ご意見いただいた通り修正させていただきたい。

(江島副知事)

 新規の項目について、もう少し具体的な内容を書き込んでほしいというお願いをし、それに見合った資料を添付してほしいということをお願いしたが、その辺りは反映されているか。

(浅見総合企画部長)

 ご意見を踏まえて、各部局と調整し反映させている。

(江島副知事)

 知事、副知事が要望する項目、部局ごとに要望される項目があるかと思うが、ぜひその分も、具体的に何が要望したいのかということを明確にしながら要望いただきたい。それが政策に繋がっているので、そこをしっかりと訴え、何を要望しているのかわからないなということにならないよう、ぜひそのあたりはピンポイントでも結構なので、しっかり要望するという姿勢をお願いしたい。

(浅見総合企画部長)

 いただいたご意見は部局の方とも調整をさせていただきたい。各部局でも検討をお願いしたい。

(知事)

 合計47項目、うち新規9項目の要望で、これから手続きに入っていくということで、県民を代表して国会議員の皆さんへ説明するとともに、県議会議員の皆さんには新しく選ばれてこられた方もいらっしゃるので、こういうことをやっているということも含めて、ご説明をした上で、ご理解いただき、みんなで束になって、要望・提案した項目が実現、前進できるようにしていきましょう。初めての方は、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないが、春と秋の2回こういう活動をしており、今回は春の政策提案・要望で、この時期の提案・要望は主に大きな制度改善を中心に求めるもの。もう一度、秋にも行うが、同じ流れをしながら、そのときは概算要求についての予算を年末に向けて予算案にしてほしいとか、確実に措置してほしいとか、そういうことを中心に求めていくことになる。したがって、今回の要望・提案がどのように政府内部において取り扱われるのかということにも十分注目しながら、言いっぱなしで終わるということがないようにしていかなければならないので、先ほど江島副知事がおっしゃったことにも絡めて3点申し上げる。

1.何を求めるのかわかりやすくする。もう1度そういう視点で、見直して、聞く立場になって考えたときに、何をして欲しいのか聞き直されないようにする。グラフや写真を用いたり、5月下旬から6月の間に起こることなどもあるので、それらを別紙で紹介しながら、説明、要望できるのが大事かと思う。

2.県の取組をきちんと説明できるようにしてほしい。国にだけ求めるのではなく、県はこんなことやっているが、ここが足りない、より良くしようと思ったら、こういうことが必要ですというようなこと、ぜひこの点、理論武装し、しっかり準備しましょう。去年同様、要望するという項目も全て排除はしないが、やはり滋賀県らしい、滋賀ならではの要望というのを大事にしたいと思う。

3.今国会も動いていて、予算の補正も順次行われ、直近の立法府や行政府の動き、これをきちんと踏まえた上で、法改正や予算措置の状況を十分活用しながら、こういうことやろうと思います、なお、残る課題はこういうことになると思います、ということを、お伝えできるようにしたいと思うので、ぜひこの点もみんなで情報収集して、準備したいと思う。

以上3点。県にとっては大事な取組になりますので、皆様方の力を結集していただくようお願いする。

(浅見総合企画部長)

 副知事、知事からも3点今後の進め方等についてご意見をいただいた。これから県議会議員や国会議員への説明などもあり、知事からもあったようにここからまだ1ヶ月以上先になるので、その間にブラッシュアップしていただけるよう改めてお願いする。

コロナ関係

(大岡健康医療福祉部長)

 コロナの関係で報告する。週末のコロナの感染状況ですが、90人程度、そして昨日は若干少なめで24名ということで、病床の占有率も10%未満で推移している。今年度に入り、4件目のクラスターも発生した状況であるが、そうした中いよいよ、5月8日から第5類への移行に向けての取り組みをしっかり進めていく必要がある。今後全ての一般病院で対応していくとか、あるいは入院、調整の仕組みであるとか、相談、検査など当面は維持し、段階的に見直しを図っていくものなどを一定整理し、先般20日に外部委員を招いたコロナ対策協議会を開催し、ご意見を頂戴しました。5月1日には、各本部員の皆さんにお集まりいただきまして、今後の対応方針についてご議論、ご説明をさせていただき、取り組みを進めてまいりたい。

(福永教育長)

 ただ今報告のありましたコロナの件ですが、動向を見ていて少し気になるのが、クラスターが発生するところが、医療機関、介護施設というのがほとんど。以前は、学校とかもあったが、こういうところで引き続きクラスターが発生している要因というのは、どのように分析しておられるのか、教えていただきたい。

(大岡健康医療福祉部長)

 昨日のクラスターもイベントベースサーベイランスの検査で明らかになったもので、多くは、そうしたそれぞれの施設や医療機関で独自の検査をされた中での判明となっている。ただ、他の施設、事業者などでは積極的には検査は行われておらず、一定の症状のある方をとっかかりとしてクラスターが判明したものである。一般の事業者では症状があれば、自主的にお休みを取られるなどの対応をされているので、そこまでの大きな広がりがないのではないかと考えている。

(知事)

 もちろん症状の有無はあるが、調べると出る。それが一定数いらっしゃったら、クラスターとなる。検査で明らかになるものなので、今おっしゃったところが大きなポイントかと思う。だからといって調べるなということではなく、調べて陽性の方は陽性。そういうことになっていくと思う。とはいえ、教育長がおっしゃっていただいたように、今後の変異とか、今後の対応のことを考えると、何か兆候みたいなものが見られた場合には、それを早めにつかんで、アラームを鳴らすということも大事なのかもしれない。

(大岡健康医療福祉部長)

 今年度に入り4件あるので、これまでの状況などを確認させいただいて、兆候などがつかめれば、しっかり皆さんにもお示ししていきたい。

(大杉副知事)

 年度初めの疲れが溜まっている方もいらっしゃるかと思うので、皆様ご自身、チームの皆さんもしっかりお休みできるようにご配慮いただければと思う。

(知事)

 コロナの対応は、5月1日に対策本部員会議を開催するが、現在設置している対策本部をどうするのか、いつの間にかなくなっていたとか、どうなったかわからないということではなく、はっきりさせた方がいい。関西広域連合で設置している本部は、明後日開催の本部員会議で、5月8日をもって、廃止をし、対策準備会議に格下げするということになる。あわせて、今週末に子ども政策推進本部員会議と、総合経済雇用対策本部員会議を開催することになっているので、よろしくお願いする。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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