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令和3年8月3日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和3年8月3日(火曜日)8時45分~9時40分
  2. 開催場所:災害対策本部室 危機管理センター2階
  3. 出席者:知事・江島副知事・中條副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長(代)・土木交通部長・会計管理者・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項

1. (仮称)滋賀県農業・水産業温暖化対策行動計画(骨子素案)について

(仮称)滋賀県農業・水産業温暖化対策行動計画(骨子素案)について論議を行った。

協議事項

1. 基本構想の推進に向けた施策構築方針について

<西村総合企画部次長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(市川健康医療福祉部長)
 
施策の展開のうち、コロナ禍において、メンタルヘルスケアをはじめとした心の健康の部分が大事になっているということで、自殺対策などの相談の充実を図ってきたところであり、健康医療福祉部としては、当然、重点的に取り組んでいきたいと思っている。一方で、地域コミュニティのつながり、文化芸術スポーツ等といったいわゆる精神科領域でない取組が心の健康に大いに寄与するとも思っている。まさに、幸せにつながる心の健康ということで、人の健康を部局横断で取り組んでいるが、それと同じように、心の健康についても部局横断で取り組めればと思っている。
(川﨑総合企画部長)
 おっしゃる通り、もちろん、健康医療福祉部だけでクローズするつもりはないので、全庁を挙げて、このウェルビーングにつながる取り組みを進めていきたい。
(野﨑土木交通部長)
 だいぶご苦労いただいて書いてもらっているが、人づくりの部分で、どちらかというと働く人側の視点に偏りすぎていないか。積極的に産業分野で人づくりが求められているので、もう少し、人を育てていくという方向で記載してはどうか。
(川﨑総合企画部長)
 その点については社会の最大の資源である人の力を引き出すというところで表しているが、むしろ逆に学ぶ人の側の視点を入れて、そこが強調されすぎているかもしれない。文章については、もう少し検討する。
(三日月知事)
 特に産業分野で不足する人材、高めるべきと考えられる人材をどう作っていくのかという視点でいえば、確かに、この文章からはそういったことが読めないから、もう少し、文章を工夫しよう。
(川﨑総合企画部長)
 先ほど申し上げた、社会の最大の資源である人という部分をもう少し細かく砕いて、最後にもう一度修文する。
(水上商工観光労働部長)
 前回の経営会議で何点か意見を申し上げて、私が意見を申し上げたことを反映して修正いただいている。人のところは、確かに、産業分野を意識した表現に工夫する余地があると思うが、やっぱり人づくりなので、基本は、人の側からということを中心に据えるべきではないか。それを中心に据えながら、産業を担っていく人づくりということをどのように表現していくのかという視点で修文してはどうか。
(川﨑総合企画部長)
 では、資料4ページに示した日程で今後進めていく。

2. 滋賀県都市計画基本方針(素案)について

<野﨑土木交通部長>
 ・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(水上商工観光労働部長)
 この基本方針の中で、公共交通というのが非常に強く意識されていて、良い方向だと思う。これからは、交通というものを都市計画の中で考えていくということが必要だと思う。市町の中にも一定の場所に公共施設を集約しながら、周辺地域とそこをどのように公共交通でつないでいくのか検討をしている。この公共交通を強く打ち出したというのは、滋賀県ならではなのか。それとも全国的にこういった方向性なのか。
(野﨑土木交通部長)
 都市計画基本方針というのは、法定計画ではなく任意計画であり、全国で36都道府県が作っている。その中で、交通を意識した基本方針を作っているものは数が多くない。縦割りの弊害があるのかもしれないが、都市計画分野を担当する部署と交通を担当する部署が同じセクションにいる自治体が少ないため、なかなか上手く一体になっている方針は少ない。しかし、街づくりを考える上で、公共交通を中心に考えないといけない。人の移動が街づくりの中心になると思うので、我々としては、そこを中心に考えていきたい。
(中田農政水産部次長)
 確認だが、この基本方針が区域外を含めて、県の都市計画の全体を対象とすると説明があったが、県土全体を対象として県の考え方を定める機能としては、滋賀県土地利用基本計画があるが、このあたりの整理はどのようになっているのか。
(黒澤土木交通部技監)
 土地利用基本計画が、県の土地利用の上位計画になるので、そことの整合性は図っていきたい。ただ、一部ズレてしまう部分があると思うので、そこは、整合性を図るための調整をしていく。
(宮川病院事業庁長)
 一般的な意見を申し上げる。20年後を見据えた方針とすると、どうかなと思う部分もある。例えば、20年後の科学技術の進歩は分からないので、書けないと思うが、おそらく車は空を飛んでいると思う。それを書いてくれということではなくて、科学技術の進歩を積極的に街づくりや都市計画に取り入れていくことの考え方がどこかにある方がいいのではないか。
 もうひとつは、20年先となると、滋賀県はCO2ネットゼロという大きな目標もあるので、こういった大きな目標についても街づくりや都市計画の中に組み込んではどうか。原案でも丁寧に読めば読めると思うが、今後、もう少し進んだときに具体化できるといいと思う。
(野﨑土木交通部長)
 今の科学技術の話でいえば、私は20年後も車は空を飛ばないと思うが、土木交通分野でいえば、自動運転やMaasの進展等が考えられる。こういったことは、方向性2の利便性の向上に資する街づくりの中に入れ込んでいる。これも大事な視点ではあるが、今日はもっと大きな視点で説明させていただいた。また、20年間固定の方針とは考えていないので、色々な変化があれば途中で変更する。CO2ネットゼロについては、公共交通に乗っていただくこと自体がCO2排出抑制に資することになるが、ただ、そのことを意識的に書けていないかもしれないので、しっかり修文して、CO2ネットゼロの考え方を盛り込んでいきたい。
(福永教育長)
 これは、あくまで基本方針という大きな方向性を示すものだと思うが、これを踏まえて、各計画区域の県と市町のマスタープランは今年度作るイメージか。例えば、大津湖南都市計画区域であれば、県のマスタープランがいつ頃できて、大津市や草津市の計画がどうできていくのか。この基本方針は、概念的には素晴らしいが、個々の計画に落とし込むときに、広域拠点、地域拠点、生活拠点をどのように割り振っていくのか。湖南の5市あたりでこれを反映するのは非常に難しいと思うが、今のマスタープランがどのように変わっていくのか。
(野﨑土木交通部長)
 大津湖南や甲賀広域、近江八幡八日市、彦根長浜といった、いわゆる線引き都市計画区域があり、他に高島のような用途指定のみの都市計画区域などがある。そういったものを一律にやっていないので、大津湖南でいえば、令和3年3月に改訂が終わったところ。都市計画区域ごとに時期をずらしながら順次改定を進めているが、次に改定に取り掛かる都市計画区域からこの基本方針を落とし込んでいって、基本方針に沿う都市計画マスタープランにしていきたい。
(黒澤土木交通部技監)
 個々のマスタープランに落とし込んだ時のイメージについては、基本方針の本文43ページ以降に個々の区域に関して記載しているが、この部分については、各市町にお伺いしながら丁寧に書いていきたい。
(三日月知事)
 この件は、ここまで議論してきたので、この時点の案に異論はない。市町との議論の中で、真ん中に大きくお預かりしている琵琶湖の存在、川も含めて災害対策をどうするのか、そういった観点では書いてあるが、ここをどう動くのかとか、ここをどうネットワーク化するのかとか、最近、市町との要望伺いのときに、さすがに都市と絡めて、ネットワークとまでは無いまでも、港や湖上に意識の向いた市町が以前よりも増えた印象がある。こういうところをどう考えればいいのか。
(野﨑土木交通部長)
 港や水上交通の関係について、以前から日常的な湖上交通の検討については何十年も行ってきている。採算が取れないので現状では難しいというのが現在の結論。そういった中で、観光面や防災面で湖上交通について言ってくる市町がある。特に観光面であれば、これまで市町と協働してやってきた面があるが、本当に観光面で新たなルートとして成り立って、新たな港が必要になるのか、といったことをしっかりと見極めて考えていく必要がある。
(三日月知事)
 そういう意味で、この計画には入ってこないのかもしれないが、僕が知事になってから議論していないから10年以上議論されていないと思うが、もう時代が変わっているのではないかという視点で、将来に向けて、何か検討するとか、今後の議論の糧として何か持っておいた方がいいのではないか。
(野﨑土木交通部長)
 承知した。
(江島副知事)
 資料の1ページ目に地図があって、この中で赤とか青とか色分けがされていて、青の地域は非常に狭い地域もあり、一方で非常に広い赤い地域もある。この11区画のエリア分けは変わらないのか、それとも変わっていくのか。赤と青の色分けにより計画が変わるのか。
(野﨑土木交通部長)
 現行は、この11の都市計画区域となっている。資料4ページの左下に記載のとおり、もう少し大きなエリアで5つに区切っている。都市計画区域を変更するのは、かなりの重労働になるが、不整合等あるところもあるので、そこは、徐々に整合を図っていきたい。

その他

(三日月知事)
 今、森中総務部長から発言のあった通り、引き続きBCPは発令中であり、今般の状況を踏まえ、更なる体制についてもしっかりとやっていきたいので、皆さん、課題等があれば、早めに共有いただきたい。
 最初に協議事項で議論いただいた令和4年度の施策構築方針については、この内容で各部局で検討いただくことになるが、ご案内のとおり、これまでに経験したことのない感染症を経験して、この1~2年相当社会が揺さぶられている。政府が言うこと、行政が言うことを信用してもらっているか、聞いてもらっているかというと、もちろん多くの方には協力いただいているが、これでいいんだろうかという疑問を持ちながら、色々と行動なさっている例もあるのではないか。
 したがって、我々がこの方向がいいんじゃないかというものを作りつつ、一緒に作るという仕組みづくりや場づくりを少し大事にしたいと思う。この間、有識者との議論や色んな団体との議論をするときに、一過性のイベントというよりも仕組みや場、システムというものを作ろうとされている団体やグループが大勢いる。県と一緒に作るというところをぜひ大事に据えて施策作りをしていこう。
 という意味でいうと、今日議論した都市計画もそうだし、各部局が作る案をパブリックコメントにかけるときに、一つも直さないパブリックコメントは無しにしよう。どこか直そう。どこか取り入れて、こう修正しましたというパブリックコメントをすることにしよう。我々の出すものが最善と思って出しているし、経過を見ているので、もう直すところがないという前提で作っていることがあるかもしれないが、意見を出した側からすると、これでは何のためにやっているんだということにならないようにしよう。そのための時間、そのための手続き、想定してスケジュールを組んでほしい。いくつか意見をいただいた人たちから、これは何のための政策コメントなのかという意見も届いている。これからは、県の姿勢がより一層問われてくると思うので、こういったことを少し意識して、今年度から来年度に向けて、施策づくりを進めていくこととしたい。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:kikaku@pref.shiga.lg.jp
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