令和元年(2019年)7月1日(月曜日)、滋賀県がSDGsの達成に向け優れた取組を進める「SDGs未来都市」(昨年:29自治体、今年:31自治体)に選定されました。同日、総理官邸において選定証授与式が行われ、由布副知事が出席しました。
本県が提案したテーマは、「世界から選ばれる『三方よし・未来よし』の滋賀の実現」であり、未来都市計画を策定し、持続可能な滋賀の実現に取り組みます。
<滋賀県知事コメント>
本県は、全国に先駆けて平成29年1月にSDGsを県政に取り込むことを宣言いたしました。
持続可能な社会を実現するのは「人の力」であり、「知ること」「学ぶこと」は社会を変革することにつながります。
本県は、SDGsのターゲットイヤーである2030年、さらにはその先の2050年、2100年をも見据えながら、世界とのつながりの中で、「三方よし・未来よし」の滋賀を担う人を育てる未来都市を目指して、取組を進めてまいります。
※SDGs未来都市とは
国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」および「SDGsアクションプラン」に基づき、内閣府が募集を行い、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されるものです。
•内閣府ホームページ https://future-city.go.jp/sdgs/
SDGs未来都市に選定された都市は、国とも連携しながら、SDGs推進の取組を具体化した3年間の「SDGs未来都市計画」を策定することとされています。令和元年8月、本県は2019年度から2021年度までの取組を記載した「滋賀県SDGs未来都市計画」を策定しました。令和3年度3月には、引き続きSDGs未来都市としての取組を推進していくため、2022年度から2025年度までを期間として「第2期SDGs未来都市計画」を策定しました。
世界から選ばれる「三方よし・未来よし」の滋賀の実現に向けて、経済面・社会面・環境面の取組を推進します。また、琵琶湖をはじめとする豊かな自然や、歴史・文化、活力ある農山村、共生社会など、滋賀が育んできた地域資源の価値を正しく知り、その価値を損なわない形で、滋賀の持続的な発展に活かすことができる担い手づくりを推進することで、三側面のバランスを取り、地域を活性化させ、最適な形の「未来よし」につなげていきたいと考えています。