県立病院の責務である高度専門医療の提供に必要となる医療体制の整備に活用します。
総合病院では、都道府県がん診療連携拠点病院として、がんの診断や治療にあたる医師や医療スタッフにより体制の充実を図るとともに、高度な医療を実現する施設や機器の整備を推進しています。近年のがん治療においては、患者さんの体にできるだけ負担をかけないロボット支援手術や高度な放射線治療、患者さん一人一人に適した治療へと導くゲノム医療や最新の化学療法など、多くの選択肢が用意されています。ライフスタイルにも配慮し、患者さんが自ら治療法を選択できる、患者さんに寄り添った質の高い医療を提供できるようにします。
また、令和7年1月に小児医療の中核的な役割を担ってきた小児保健医療センターと統合し、子どもから大人まで成長・発達に合わせた切れ目のない医療を提供していきます。
病をかかえる高齢者をはじめ難治・慢性疾患等の子どもたち、そしてそのご家族が安心して治療に専念できるよう、最新の医療技術に関する知見をいち早く臨床に取り入れ、将来を見据えた施設・機器および医療体制の整備を進めることで、県民の期待に応える質の高い医療を提供します。
近年、思春期・青年期の心の問題がクローズアップされるようになり、思春期・青年期の精神障害を専門的に扱う病院のニーズが高まっています。そうしたニーズを踏まえ、精神医療センターでは、「中高生こころの専門外来」を開設して思春期医療を行っています。
思春期精神障害に対しては、「安心して休める場」「理解してもらえる場」「育つ場」の提供に努めており、思春期精神障害の子どもたちが安心して入院生活を送れるように、デイルームの整備や入院中の児童・生徒の学習環境の整備を行います。
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