出産・子育ての応援や幼児教育・保育の環境づくり、虐待防止等の取組に活用します。
1.滋賀で誕生ありがとう事業
滋賀県では、生まれた子どもやその御家族へ「生まれてきてくれてありがとう」「元気に育ってね」という気持ちを込めて、滋賀ならではのオリジナルの品物や企業協賛品等をお贈りし、企地域全体で出産・子育てを応援し、安心して子どもを生み育てることのできる環境づくりを進めます。
また、子育ては「楽しい、毎日が充実している」と感じてもらえるよう、地域全体で出産、子育てを応援し、関わっていこうという機運を高めます。
2.児童虐待防止対策事業(「オレンジリボンをあなたの胸に」事業)
児童虐待相談対応件数は年々増加しています。また、近年、親族や地域との関係の希薄化に伴った社会的孤立、育児の不安感の増大等、様々な要因により、その内容は複雑・困難化しています。児童虐待の重篤化を防ぐためには早期発見・早期対応が重要です。児童虐待を見たとき、虐待かもと思ったときにいちはやく通告していただけるよう広報啓発を進めます。
11月のオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンを中心に、年間を通じて地域・企業参画型の街頭啓発や出前講座等を行い、児童虐待の通告義務、通告先、子どもに及ぼす影響などを県民に広報啓発することで、児童虐待防止の気運を高めていきます。
3.児童養護施設等で暮らす子どもたちの社会への架け橋づくり事業費
施設で暮らす子どもたちは、少なからず大学進学ではなく、高校卒業後に就職しています。
施設の子どもたちが仕事体験を通じて職業観を育んだり、自分の将来について考える機会をつくります。また、企業や地域の協力関係を構築します。これらの取組みを通して、施設等退所後の安定した自立生活につなげます。
4.社会的養護のもとで暮らす子どもたちの学ぶ力サポート事業
社会的養護のもとで暮らす子どもたちは、虐待や貧困などの家庭環境により、コミュニケーション力や基本的な学習能力・習慣を取得していないことが多く、こうした学習の遅れなどが施設等退所後の対人関係や社会的自立を困難にする一因となっています。より低年齢からこのような課題に対応するため、子どもたちが希望する塾や習い事のための費用の支援を進めます。
児童養護施設や里親など社会的養護のもとで暮らす小学生への塾代、習い事などにかかる費用を支援し、子どもたちのより多様な選択肢と学びを支え、基礎学力や自己肯定感の向上につなげます。
5.保育士等奨学金返還支援事業
保育士の有効求人倍率が全国ワースト(令和5年1月時点)となり、その後も県内保育施設における保育士不足は深刻な状況が続いています。そこで、保育士を目指す人や保育士として活躍している人が滋賀県で保育士として働きたい、働き続けたいと思える支援を通して、保育士不足の解消を図り、すべての子どもたちが質の高い教育・保育を受けられる環境づくりに取り組み、「安心・安全に子どもを生み育てることができる滋賀」を目指します。県内保育施設への就労・定着を促進するため、奨学金返還費用を支援します。
6.子ども若者ケアラー支援体制強化事業
ヤングケアラー(本県では「子ども若者ケアラーと呼称」)は、本人や家族の自覚がないまま問題が表面化せず、必要な支援につながりにくいことがあります。年齢に合わない責任や負担は、自分らしく過ごす時間の不足や、友人関係の希薄化に影響を与えたり、進学や就職を断念するといったケースも生じています。そのため、本人や支援者をはじめ社会全体の認識を高め、支援につなげる環境づくりが必要です。
ヤングケアラー支援体制を強化・構築し、ヤングケアラーの早期把握と早期支援につなげます。
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滋賀県をもっと元気にするため、持続可能な滋賀県であるため…
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