滋賀県では、滋賀発で次代の社会を支える高度専門人材を育成するとともに、技術者育成・交流のハブとして地域産業・社会に貢献するため、県立の高等専門学校の令和10年度の開校に向けた準備を進めています。
ここでは、滋賀県立高等専門学校についての概要を紹介します。
高等専門学校は、実践的技術者(=エンジニア)を養成することを目的とした高等教育機関であり、中学校を卒業後の5年間で、実験・実習を重視した実践的で専門的な一貫教育が行われます。卒業後は、就職はもとより、大学への編入など進学の道もあり、多彩な進路が広がっています。
令和5年4月時点で、全国に国公私立合わせて58校あり、全校で約6万人の学生が学んでいます。
略して「高専(こうせん)」と呼ばれています。
令和10年春・滋賀県野洲市に開校予定です。
最寄りのJR野洲駅から1.3km(徒歩17分程度)で、県内外から通学しやすく、周辺にものづくり企業が集積し、河川や森林といった自然環境にも恵まれ、教育環境・実習フィールドとしての魅力と可能性にあふれた立地です。
滋賀県立高専は、次の2点を設置の目的としています。
滋賀県立高専は、以下のような人材の育成を目指します。
中学校卒業後の5年間の一貫教育で、滋賀の地域を活かしながら、一般科目と実験・実習を中心とした専門科目を学びます。
1年次に情報技術の考え方を基礎として学び、2年次以降、「機械系」「電気電子系」「情報技術系」「建設系」の4つの専門コースでの学びを掛け合わせて、専門知識・専門技術を身に付けていきます。
令和4年5月に県内経済6団体・県建設業協会・公立大学法人滋賀県立大学・滋賀県の9者で「高等専門学校の設置に向けた共創宣言」を行い、関係者が互いのリソースを提供し合える連携の枠組み(プラットフォーム)を設け、次世代に誇れる高専とするべく、その設置と運営を支えていくこととしています。
令和5年11月、この「共創宣言」に基づく連携の枠組み(プラットフォーム)構築への土台・基盤となることを期待し、「県立高専に関するコミュニケーション・情報共有の場」「県立高専と各企業等が直接つながる仕組み」として「県立高専共創フォーラム」を立ち上げました。
この「フォーラム」への参加により、滋賀県立高専とつながり、応援団となっていただける企業等の皆様を募集しています。
滋賀県立高専とのつながりや応援にご興味をお持ちの方は、こちらから「滋賀県立高専共創フォーラム」にご登録ください!(登録無料)
フォーラムでは、滋賀県立高専の最新情報やイベント情報等の発信などを予定しています。
\応援いただける皆様は、ぜひご登録を/
企業 | 団体 | 大学 | 高専 | 行政 | 個人 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
参画登録数 | 128 | 14 | 4 | 2 | 1 | 66 | 215 |
2.参画企業等の名称
参画登録企業等のうち、公表のご承諾をいただけた企業等は以下のとおりです。(五十音順、令和6年4月25日時点)
(1)企業
(2)団体
(3)大学
(4)高専
(5)行政
※このイベントは終了しました。
●日時:令和6年(2024年)2月8日(木)13時00分~15時30分 ※12時30分開場
●場所:栗東芸術文化会館SAKIRA(JR栗東駅から徒歩5分)
●内容:
テーマ:「高専生の未来可能性、滋賀県立高専・産業界への期待」
講演者:東京大学大学院工学系研究科教授 松尾 豊 氏
テーマ:「高専と企業との連携・共創の現状と未来への展望」
パネリスト:
・神山まるごと高等専門学校校長 大蔵 峰樹 氏
・万協製薬株式会社 中川 浩孝 氏
・鳥羽商船高等専門学校5年生 ハリス イスマイル 氏
・京セラ株式会社 三浦 桂 氏
・滋賀県知事 三日月 大造
●当日の様子:
栗東芸術文化会館SAKIRAの会場は、定員150席がほぼ満席となりました。
オンラインでも100名以上が視聴されました。
当日のイベントの創立記念講演やトークセッションの様子は以下の2つのWebメディアにレポートされていますので、是非ご覧ください。