男女間における暴力は夫婦・パートナー間だけで起こっている問題ではありません。
実は、恋人同士の間でも交際相手に対する暴力が起こっています。
内閣府調査によると、交際相手がいた女性の22.7%、男性の12.0%が、交際相手からの暴力、
いわゆる「デートDV」を受けています。
デートDVは、性別にかかわらず、誰にとっても身近な問題といえます。
・携帯電話の着信履歴やメールをチェックする。
・「ばか」などと、傷つく呼びかたをする。
・自分の予定を優先させないと無視したり、不機嫌になったりする。
・無理やり性的な行為をする。
・いつもおごらせる。
・思いどおりにならないと、怒鳴ったり責めたり脅したりする。
デートDVを受けたときは、自分を責めたり、一人で悩んだりせずに、配偶者暴力相談支援センターなどのお近くの相談窓口に早めに相談しましょう。
各機関では、様々な暴力に関する相談を受け付けています。
【関連リンク】http://www.pref.shiga.lg.jp/kodomokatei/zyosei/334306.html
交際中からデートDVの関係にあった者が、そのまま結婚してDVへと続いていくことも多く見受けられる状況を踏まえ、若年層向けDV防止啓発DVD「ふたりがよりよい関係をつくるために~デートDVってなに?~」を作成しました。
このDVDは主に、中学生・高校生・大学生といった若年層の男女を対象としています。若年層にとってより身近な男女交際の問題を取り上げることで、DVについての正しい理解と、対等な人間関係を築いていくことの大切さを知ってもらうことを目的としています。
なお、現在は、DVDの配布に代わり、希望者あてにデータを送付させていただいています。
また、下記のリンク先でも動画を視聴することができます。
【リンク先】https://youtu.be/55ewpZo1J1M?si=KnsIUtnaNnt5l6d5
(公益社団法人おうみ犯罪被害者支援センターのYoutubeに繋がります)
交際相手から暴力や精神的支配を受ける「デートDV」は、将来、配偶者へのDVにつながる可能性が高いことから、若年層を対象に理解を深めてもらうための啓発冊子を作成しました。(作成:滋賀県商工観光労働部女性活躍推進課)