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下物ビオトープ日記(令和2年度)

ビオトープのヨシ刈り

令和3年3月9日

ビオトープのヨシ刈りを行いました。

3密にならないよう気を付けて、職員が鎌で刈り取りました。

刈り取ったヨシは向きを揃えて束にして、丸立てにして、淡海環境保全財団に引き取っていただきました。

ヨシチップとして活用いただく予定です。

ヨシ写真
刈り取る前のヨシ
刈り取り作業写真
刈り取り作業
ヨシ束運搬写真
ヨシ束を運ぶ
丸立て写真
丸立て
ヨシ束作り写真
ヨシ束作り

下物ビオトープ観察会~ビオトープの水だいたい抜く~

令和2年11月3日

池の水抜き観察会を行いました。

冬の間池干しを行うと、外来種を駆除したり、底の土に酸素を供給することができ、池の環境が良くなります。

魚などを採集した後は、下物ビオトープの生物や状況について、琵琶湖博物館の金尾主任学芸員が解説を行いました。

捕獲した生物

コイ5尾

ニゴロブナ1尾

ギンブナ200尾

ドジョウ1尾

ウシガエル(外)1匹

ウシガエルオタマジャクシ(外)多数

アメリカザリガニ(外)多数

ミシシッピアカミミガメ(外)

コマツモムシ

ハイイロゲンゴロウ

ギンヤンマヤゴ

サカマキガイ

※(外)は外来種

ビオトープの生物と状況

・昨年に比べると魚類が激減。夏場に外来種のアゾラ(オオアカウキクサ)が大発生し、池の底質が悪化したせいかと思われます。

・大量に捕獲されたオタマジャクシは北米原産の外来種ウシガエルの子どもだと思われます。同じく大量に捕獲されたアメリカザリガニも北米原産の外来種です。

生物の採集の様子
生物の採集
学芸員による解説の様子
金尾主任学芸員による解説
ニゴロブナの写真
ニゴロブナ
ドジョウとギンヤンマのヤゴの写真
ドジョウとギンヤンマのヤゴ
解説のホワイトボードの写真
解説のまとめ

池の生物

令和2年10月13日

職員が池の生物調査を行いました。

フナ、ヤゴ、アメリカザリガニのほか、ヨシの中に水鳥の巣を見つけました。

以前にバンの親子を見かけたので、バンの巣かもしれません。

フナ写真
フナ
ヤゴ写真
ヤゴ
アメリカザリガニ写真
アメリカザリガニ
水鳥の巣写真
水鳥の巣

ウキクサ除去

令和2年10月2日

池のアゾラがいつからかアオウキクサに入れ替わっていました。

アゾラ同様に繁茂して水面を覆っており、底質への悪影響は同様と思われるため、除去作業を行いました。

ウキクサ除去前
除去前
ウキクサ除去後
除去後
ウキクサ除去作業
除去作業

ハスのつぼみ

令和2年7月8日

ハス池のハスが成長し、つぼみができていました。もうすぐ花が咲きそうです。

 

ハスのつぼみ

アゾラ除去

令和2年6月17日

アゾラが再び繁茂したため、除去作業を行いました。アゾラによる底質の悪化が見られますが、今回はフナの稚魚が確認できました。

 

除去作業
アゾラの除去作業
フナ稚魚
フナの稚魚

アゾラ除去

令和2年5月15日

大量に繁茂して水面を覆っていた外来植物のアゾラ・クリスタータ(アメリカオオアカウキクサ)の除去作業を行いました。

アゾラが増えすぎると、プランクトンの減少や底質環境の悪化が起こり、水中の生物が死んでしまうこともあるようです。

アゾラはすぐに増えてしまいますが、魚類等への影響が出ないよう、除去する必要があります。

前
除去前
後
除去後
カエル
ヌマガエル

ハスの植え付け

令和2年4月16日

下物ビオトープのハス池に、ハスの植え付けを行いました。このハスは、もとは赤野井湾に生育していたハスの蓮根を保存していたものです。

植え付け作業

コイ・フナの産卵

令和2年4月11日

ビオトープの池と、堤脚水路との間に適度な段差ができるよう、堰板を調整しました。

こうした状態を保つことで、コイ、フナ、ナマズなどの在来魚の遡上と産卵を促し、外来魚の侵入を防ぐことができます。

既にビオトープの中には大きなコイが数匹遡上しており、コイかフナの卵も確認できました。

堰
段差を作り、越流させる
卵
ブロックに付着したコイかフナの卵
お問い合わせ
琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課
電話番号:077-528-3463
FAX番号:077-528-4847
メールアドレス:[email protected]